小浜市議会 > 2008-03-03 >
03月03日-01号

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  1. 小浜市議会 2008-03-03
    03月03日-01号


    取得元: 小浜市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-08
    平成20年  3月 定例会(第1回)     平成20年3月3日小浜市議会定例会会議録(その1)●出席議員(18名)  1番  佐久間 博君    2番  松崎圭一郎君  3番  能登恵子君     4番  下中雅之君  5番  垣本正直君     6番  藤田善平君  7番  上野精一君     8番  風呂繁昭君  9番  三木 尚君     10番  宮崎治宇蔵君  11番  井上万治郎君    12番  富永芳夫君  13番  清水正信君     14番  池尾正彦君  15番  小堂清之君     16番  山本益弘君  17番  石野 保君     18番  山崎勝義君●欠席議員(なし)●地方自治法第121条の規定による議場出席者職氏名     市長               村上利夫君     副市長              網本恒治郎君     収入役              長尾一彦君     総合政策部長           東 武雄君     政策幹              大熊 武君     総合政策部総括審議監       坪田達雄君     総合政策部財政課長        山本 博君     総務部長             長谷川文治君     総務部マネージャー        中西武司君     総務部税務課長          古田幸男君     総務部政策審議監         四方澄雄君     市民まちづくり部長        富田 実君     市民まちづくり部マネージャー   藤澤 徹君     福祉環境部長           大江正男君     福祉環境部マネージャー      吉岡澄生君     福祉環境部政策審議監       竹村次夫君     福祉環境部社会福祉課長      栗原 茂君     産業建設部長           柴田道和君     産業建設部マネージャー      欠戸裕行君     産業建設部政策審議監       清水省悟君     教育委員会教育長         藤田和弘君     教育部長             島本俊博君     教育部マネージャー        岸本 守君●議会事務局長および書記     議会事務局長           服部由幸     次長               田中毅志     書記               佐藤善一●議事日程  平成20年3月3日 午前10時開議 日程第1 会期の決定 日程第2 議案第1号 専決処分につき承認を求めることについて            (平成19年度小浜市一般会計補正予算(第4号)) 日程第3 議案第2号 平成19年度小浜市一般会計補正予算(第5号)      議案第3号 平成19年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)      議案第4号 平成19年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計補正予算(第1号)      議案第5号 平成19年度小浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)      議案第6号 平成19年度小浜市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)      議案第7号 平成19年度小浜市老人医療特別会計補正予算(第3号)      議案第8号 平成19年度小浜市下水道事業特別会計補正予算(第4号)      議案第9号 平成19年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)      議案第10号 平成19年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第2号)      議案第11号 平成19年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)      議案第12号 平成19年度小浜市水道事業会計補正予算(第3号) 日程第4 議案第13号 平成20年度小浜市一般会計予算      議案第14号 平成20年度小浜市国民健康保険事業特別会計予算      議案第15号 平成20年度小浜市老人医療特別会計予算      議案第16号 平成20年度小浜市後期高齢者医療特別会計予算      議案第17号 平成20年度小浜市介護保険事業特別会計予算      議案第18号 平成20年度小浜市簡易水道事業特別会計予算      議案第19号 平成20年度小浜市下水道事業特別会計予算      議案第20号 平成20年度小浜市農業集落排水事業特別会計予算      議案第21号 平成20年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計予算      議案第22号 平成20年度小浜市駐車場事業特別会計予算      議案第23号 平成20年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計予算      議案第24号 平成20年度小浜市国民宿舎事業会計予算      議案第25号 平成20年度小浜市水道事業会計予算      議案第26号 小浜市特別会計条例の一部改正について      議案第27号 小浜市営駐車場設置および管理条例の一部改正について      議案第28号 小浜市市税条例の一部改正について      議案第29号 小浜市都市計画税条例の一部改正について      議案第30号 企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律に基づく市税条例の特例に関する条例の制定について      議案第31号 御食国若狭おばま食文化館の設置および管理に関する条例の一部改正について      議案第32号 小浜市企業振興条例の一部改正について      議案第33号 小浜市後期高齢者医療に関する条例の制定について      議案第34号 小浜市介護保険条例の一部を改正する条例の一部改正について      議案第35号 小浜市快適で暮らしやすい環境をつくる条例の制定について      議案第36号 小浜市リサイクルプラザの設置および管理に関する条例の制定について      議案第37号 小浜市廃棄物の処理および清掃に関する条例の一部改正について      議案第38号 小浜市立小学校および中学校の設置および管理条例の一部改正について      議案第39号 小浜市立小学校および中学校教育機器、備品等整備基金の設置および管理に関する条例の一部改正について      議案第40号 小浜市公民館設置条例の一部改正について      議案第41号 福井県自治会館組合規約の変更について      議案第42号 福井県後期高齢者医療広域連合規約の変更について      議案第43号 小浜市とおおい町との廃棄物(し尿)の処理に関する事務の事務委託に関する規約の変更について      議案第44号 小浜市と若狭町との廃棄物(し尿)の処理に関する事務の事務委託に関する規約の変更について      議案第45号 小浜市とおおい町との廃棄物(不燃物)の処理に関する事務の事務委託について      議案第46号 おおい町と小浜市との廃棄物(不燃物)の処理に関する事務の事務委託の廃止について      議案第47号 若狭町と小浜市との廃棄物(不燃物)の処理に関する事務の事務委託の廃止について      議案第48号 新たに生じた土地の確認について      議案第49号 字の区域の変更について      議案第50号 小浜市道路線の認定および変更について 日程第5       議員の派遣について                              午前10時00分開会 △開会・開議 ○議長(富永芳夫君) これより平成20年第1回小浜市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○議長(富永芳夫君) 諸般の報告をいたさせます。 ◎議会事務局長(服部由幸君) 報告いたします。 平成19年12月19日つばき回廊問題特別委員会が開催されました。 12月21日国道162号大手橋西津橋改修促進期成同盟会総会が開催され、議長ならびに関係議員が出席いたしました。 12月25日若狭消防組合議会が開催されました。 12月26日つばき回廊問題特別委員会が開催されました。 同日、公立小浜病院組合議会が開催されました。 同日、平成19年度11月分の例月出納検査結果報告書を受理いたしました。 12月27日嶺南広域行政組合議会が敦賀市立図書館で開催され、関係議員が出席いたしました。 平成20年1月9日つばき回廊問題特別委員会ならびに議会運営委員会が開催されました。 1月10日つばき回廊問題特別委員会ならびに全員協議会が開催されました。 同日、広報委員会が開催されました。 1月11日つばき回廊問題特別委員会ならびに広報委員会が開催されました。 同日、若狭交通安全祈願式若狭図書学習センターで開催され、議長が出席いたしました。 1月13日平成20年成人式が行われ、各議員が出席いたしました。 1月17日若狭霊場供養法要が行われ、議長ならびに関係議員が出席いたしました。 1月26日文化財防火訓練が行われ、関係議員が出席いたしました。 1月28日平成19年度12月分の例月出納検査結果報告書を受理いたしました。 同日、福井県市議会議長会臨時総会が福井市で開催され、正副議長が出席いたしました。 1月31日矢代第二トンネル貫通式が開催され、関係議員が出席いたしました。 2月1日議会運営委員会が開催されました。 2月6日国道303号追分隧道開削促進期成同盟会が高島市で開催され、議長ならびに関係議員が出席いたしました。 2月7日全国市議会議長会第84回評議員会が東京で開催され、議長が出席いたしました。 同日、地域活性化対策委員会が開催されました。 2月8日「道路特定財源確保」緊急総決起大会が東京で開催され、議長が出席いたしました。 同日、小浜市・若狭町・高島市総合振興協議会が開催され、関係議員が出席いたしました。 2月12日全員協議会が開催されました。 2月13日北方領土を考える県民の集いが福井市で開催され、議長が出席いたしました。 2月15日小浜市土地開発公社理事会が開催され、議長ならびに関係議員が出席いたしました。 同日、福井県市議会議長会臨時総会が福井市で開催され、副議長が出席いたしました。 同日、行財政問題対策委員会が開催されました。 2月21日広域行政圏市議会協議会総会が東京で開催され、議長が出席いたしました。 2月22日福井県自治会館組合議会が自治会館で開催され、議長が出席いたしました。 同日、福井県市町総合事務組合議会が自治会館で開催され、議長が出席いたしました。 2月25日議会運営委員会が開催されました。 同日、公立小浜病院組合議会が開催されました。 2月26日全員協議会が開催されました。 2月28日若狭消防組合議会が開催されました。 2月29日平成19年度1月分の例月出納検査結果報告書を受理いたしました。 同日、小浜市都市計画審議会が開催され、関係議員が出席いたしました。 同日、小浜市体育振興会理事会が開催され、議長ならびに関係議員が出席いたしました。 ただいまの出席議員は18名であります。 地方自治法第121条の規定による本日の議場出席者は、村上市長ほか22名であります。 以上報告いたします。 △会議録署名議員の指名 ○議長(富永芳夫君) 本日の会議録署名議員は、小浜市議会会議規則第79条の規定により、議長において7番上野精一君、11番井上万治郎君を指名いたします。 本日の日程は、配付いたしました印刷物のとおりであります。 △会期決定 ○議長(富永芳夫君) 日程第1 会期決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、議会運営委員会委員長より申し出のとおり、本日より3月25日までの23日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。          (異議なし) ○議長(富永芳夫君) ご異議なしと認めます。 よって、会期は本日から3月25日までの23日間と決定いたしました。 △所信表明 ○議長(富永芳夫君) ここで、市長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。 市長、村上利夫君。 ◎市長(村上利夫君) 第1回定例市議会に当たりまして、所信の一端を申し述べます。 私が「若狭に太陽を」を掲げ政治の道を志しましてから20年にもなろうとしております。県議会での初回の演説で、嶺南と嶺北との所得の格差、交通等の社会資本整備の格差、医療の格差等を具体的な数値を挙げて訴えたのでございますが、最長老の笠羽清右衛門県議が後で私のところへ来られまして、「よくわかりました。こんなにとは思っていなかった。協力しなければならんね」と言われた一言が今なお印象に残るのであります。 爾来、例えば西街道のように実を結んだものもありますが、種がまかれたにとどまっている状況のものもあります。琵琶湖若狭湾快速鉄道のように、100年来の先人の思いがようやく熟しつつある課題もございます。 考えてみますと、私たちは常に歴史の一こまを担って、その中で最善の選択をしつつ使命を果たさんとしているものであります。私たちのふるさと小浜は、地理的にも歴史的にも嶺南、若狭の中心であり、いわば奈良、京都に相当する歴史と文化を有する誇りあるふるさとであります。 残された私の任期はあとわずかですけれども、願わくは道半ばの課題を成熟させ、さらに未来に向かって新たな種をまき、小浜市を中心としたふるさと若狭に太陽がさんさんと輝かんことを。 市民の皆様、議員各位の一層のご指導をお願い申し上げる次第であります。 さて、これまでたびたび指摘してまいりました、政府の構造改革路線の中で生じた地域間格差の問題につきましては、20年度の地方交付税の前年度比2,000億円の増額や、地方再生対策費4,000億円の計上などは評価できるところであります。しかし、市の厳しい財政には変わりなく、より行政コストの削減に努めるとともに、新年度の予算編成では、新たに各部で抜本的な業務の見直しによる職員の削減を行った場合には、当該人件費相当額の一部を事業費として活用できる業務効率化に伴う特例配分制も、県内自治体としては初めて導入することといたしました。 きめ細かなコストの削減に努めますとともに、任期満了を控え、いわゆる骨格予算ではありますが、施行を急ぐ小学校大規模改修事業、まちづくり交付金事業など、また、年間を通して実施する必要のある市民提案事業などは当初に計上をさせていただくことといたしました。 まず、歳入面における税収につきましては、38億4,500万円、対前年度比で0.3%の増と見込んでおります。今後とも徴収の強化等により税収の十分な確保に努めたいと考えております。 地方交付税については、地域再生対策費の創設により地方財政計画では対前年度比1.3%の伸びとなっておりますが、これに公立小浜病院、公共下水道事業等による交付税算入分を加算し、約39億円を計上しております。 臨時財政対策債については、地方財政計画に基づき対前年度比6.3%減の2億7,600万円を計上しております。 地方特例交付金につきましては、所得税から住民税への税源移譲に伴い住民税から住宅ローンが控除されることになり、新たにその減収分が交付されることから、3,250万円を計上しております。 地方譲与税、自動車取得税交付金については、現在、国会で道路特定財源の暫定税率に関する審議がなされており、先行き不透明な状況ではございますが、通年ベースでの予算措置をしております。 また、社会保障関係経費、公債費、繰出金等が年々伸びている中で、大幅な税収の伸びは期待できず歳入の確保が厳しい状況でありますことから、財政調整基金から2億3,000万円の取り崩しを行い、必要な財源を確保したところであります。 次に、歳出につきましては、各事務事業の徹底した見直しを行い、人件費、投資的経費、一般行政経費等の抑制に努めました。 ただし、市民の皆様にご迷惑をおかけしないよう、道路整備等の継続事業や、食のまちづくり条例に基づき各地区ごとに取り組んでいただいているいきいきまちづくりプラン推進事業のように、中長期的ビジョンで進めている事業については当初から計上させていただきました。 なお、懸案でありました小浜小学校、リサイクルプラザ等の建設および企業立地推進事業のいわゆる3大プロジェクト事業が今年度をもって完了いたします。これもひとえに議員各位、市民の皆様のご理解とご協力のたまものと、深く感謝を申し上げる次第でございます。 行財政改革の推進につきましては、現在、「第4次行政改革大綱」および「集中改革プラン」に基づき着実に改革に取り組んでおり、さらに今年度は、特に重点的に取り組むべき事項として、保育園の民営化や職員数の適正化など16項目を定めて、積極的な推進を図っているところであります。 昨年10月に中長期財政計画の見直しを行ったところでございますが、今後の健全な財政運営を図るためには、さらなる歳入の確保と歳出の削減に努めなければならないと考えております。 このため、市税・使用料等の徴収強化や保有地の売却などにより歳入の確保に努めますとともに、歳出の削減に向けて、事務事業全般の徹底した見直しや民営化の推進等により行政組織のスリム化を図ってまいります。 職員の削減につきましては、保育園の民営化や指定管理者制度の導入などにより、平成19年度現在352名の職員数を平成23年度には310名とすることを目標としており、あわせて、少人数でも的確な行政運営をしていくため、職員のさらなる資質の向上と意識改革に努めてまいります。 また、組織機構につきましても、諸情勢の変化に応じて順次見直しを行い、時代のニーズに合ったコンパクトな組織を構築してまいります。 このように、行財政改革に積極的に取り組み、スリムで効率的な行政運営の実現と健全財政の確立に努力してまいります。 次に、食のまちづくりの推進について申し述べます。 食のまちづくりでは、市民、事業者、行政が一体となって取り組むことを基本理念としており、市民の皆様のご尽力のもと、地区単位による「いきいきまちづくり」に取り組んでまいりました。活動は年々活発化し、おいしい清水を原料とした地酒づくりやふるさとかるたの作成、若狭湾の再生を目的としたアマモマーメイドプロジェクトなど、地域の実情に応じ、創意工夫にあふれた特色ある取り組みが次々に生まれています。 また、最近では、コウノトリの復帰に向けた環境活動を通じて、この分野では先進地である兵庫県豊岡市との市民交流に発展するなど活動の輪が広がり、まちの活性化の大きな原動力となっています。こうした市民参画の手法を学ぼうと、全国各地から多数の自治体や市民団体が視察に訪れておられます。 この「いきいきまちづくり」も8年目を迎えますが、今後も、本事業をベースに一層の市民参画を図るとともに、事業者に対してもまちづくりへの参画を強く働きかけ、活力あるまちの実現に向けて取り組んでまいります。 次に、名水の保護と活用についてですが、このたび環境省から、水環境保全の一層の推進を図ることを目的に、現在の「名水百選」に加え、新たに「新・名水百選」の選定を行う旨発表がありましたことから、その候補として一番町の雲城水を応募させていただきました。選定結果は本年6月上旬に発表されることとなっています。 また、「津島名水」や「瀧の水」につきましては、先日福井県が発表した「ふくいのおいしい水」に選定されました。豊かな水は、「食のまち小浜」のシンボルであり、まちづくり推進の観点からも、これら名水の保護と活用は大変重要であります。現在、市民提案事業として、名水マップの作成や、水を活用した新商品の開発等が計画されているところでございますが、昨年9月に設置した「名水保護・活用プロジェクトチーム」の中でも、水の保全のあり方や具体的活用方策について検討していただいているところであります。 次に、食育についてですが、昨年8月に小浜市食育推進会議を立ち上げて以来、検討を進めてきた食育推進計画の作成作業もいよいよ大詰めを迎えております。現在、パブリックコメントを実施中ですが、本計画には、生涯食育の取り組みを総括するとともに、地域への浸透、定着を図ることを目的とした生涯食育推進大会の開催をはじめ、地場産学校給食の拡大、スローフードの普及、塗り箸文化の継承など、小浜市ならではの幅広い観点からの施策が盛り込まれる予定であり、内容の濃い骨太な計画ができ上がるのではないかと考えております。今月末の食育推進会議において正式決定となりますが、完成に向けて全力で取り組み、全国のモデルとなるような特色ある計画を策定いたしたいと考えております。 食文化館についてですが、昨年8月には開館以来の入館者数100万人を達成したところですが、秋のイタリアン・スローフードフェアの開催をはじめ、積極的に食の情報発信を行っております。今後も食のまちづくりの拠点施設として、食育の推進や地域コミュニティづくり、観光交流人口の拡大等各般の施策推進に資するよう努めてまいります。 次に、活力ある観光・産業づくりについて申し述べます。 まず、観光振興に向けた取り組みについてですが、当市の観光交流人口は、これまでの食のまちづくりの推進により着実に増加し、県の統計で平成18年は目標としていた150万人を達成いたしましたが、平成19年については、NHK朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」の効果等もあり、154万人となりました。 この「ちりとてちん」により、歴史的な街並みや自然景観に注目が集まるとともに、ドラマの舞台となった西津の「和田家」や、いずみ町商店街の「魚屋食堂」、「常高寺山門前石階段」など新たな観光スポットが生まれ、多くの観光客でにぎわっております。 産業面でも、伝統工芸である若狭塗り箸については、マイ箸ブームも追い風となって、お土産や贈答品として観光客からも特に高い人気があると聞いております。また、ドラマで取り上げられた焼きサバ、若狭ガレイ、へしこ、でっちようかんなどの特産品も人気を呼び、各販売店や飲食店の売り上げも伸びていると伺っております。 「ちりとてちん」は3月29日で放送終了となりますが、この「ちりとてちん」効果を一過性のものとすることなく、いかに継続させ、地域の活性化につなげていくかが重要であると考えております。そのためにも、来訪者に、来てよかった、また来てみたいと思っていただけるよう、行政、商工会議所、観光協会をはじめ、関係機関、団体、市民が協働し、「もてなし」の体制づくりや体験型観光の推進、観光資源の整備など、ハード・ソフト両面から取り組みを進めていく必要があります。 取り組みの一例として、市では「ちりとてちん」のスタジオセットをNHK大阪放送局から譲り受け、市内観光施設、食文化館などに再現することを計画しております。さらに、市全体の機運を高めていくため、市内の全12地区において、事業者や市民ボランティア団体などの主催による落語講演会が開催される予定であります。 特に、若狭塗り箸については、現在日本一の塗り箸生産地小浜をPRする絶好の機会ととらえ、新年度から3カ年にわたって県の市町振興プロジェクトによる補助を受け、若狭塗り箸の地域ブランド力の強化事業に取り組むことといたしました。 本事業では、市内の旅館や飲食店等における塗り箸使用の普及を図る「マイ箸運動プロジェクト」をはじめ、小学生に箸の使い方や食の作法を教える「箸育推進プロジェクト」、塗り箸の新しいデザインを創作する「塗り箸デザインコンペプロジェクト」、ホームページの開設等により全国に広く塗り箸産地をPRする「塗り箸産地浸透プロジェクト」等、さまざまな取り組みを予定しております。 昨年の6月に設置しました「温泉開発検討委員会」につきましては、間もなく提言書がまとまる予定であり、これを受けて、来年度にはまちづくりにおける温泉開発の活用策や交流人口の拡大、経済波及効果等について、より具体的かつ詳細な調査を実施し、温泉開発の実現に向けてさらなる検討を進めてまいります。 次に、姉妹・友好都市の交流についてでございますが、まず、友好都市である中国平湖市につきましては、新年度には同市の行政訪問団をお迎えする予定であり、この機会に行政全般にわたる意見交換や小浜市民との交流会等を実施したいと考えております。 中国西安市との交流については、昨年の暮れに福田首相が中国を訪問された際、中国政府との間で「日中青少年友好交流年」という覚書が交わされました。この覚書によりますと、本年より向こう4年間で4,000人の青少年を相互訪問させることとされています。 本市では、以前より西安市との間で定期的に高校生の交換留学を実施してきたところですが、こうした取り組みが政府の外交施策の先駆的事例となることは誠に意義深いものと考えており、新年度におきましても、青少年の国際理解の推進に資する事業として継続していきたいと考えております。 また、スポーツ交流といたしまして、本年8月22日から24日にかけて、姉妹都市である奈良市と慶州市の小学生を本市へ招聘し、小浜市・奈良市・韓国慶州市親善学童軟式野球大会を実施する予定であります。 新年度以降も、まちづくりの推進や人材育成、文化振興など広い観点から積極的に対外交流を推進してまいりたいと考えております。 次に、農業施策の推進について申し述べます。 昨年末、国において「品目横断的経営安定対策」、「米政策改革」、「農地・水・環境保全向上対策」の農政改革3対策の見直しが発表されたところであります。 主な改正点としては、まず、「品目横断的経営安定対策」については、加入要件が緩和され、新たに市町村特認が創設されることとなり、これにより小規模農家等にも本対策への加入の道が開かれることとなりました。今後、この特認制度を十分に活用しながらより多くの農業者が本対策に加入し、営農に取り組んでいただけるような環境づくりを進めてまいります。 次に、「米政策改革」については、昨年の米価の下落を受けて、20年産以降の生産調整の実効性を確保するため、行政や農協等が連携し、生産調整目標の達成に全力を挙げるとの方針が示されました。これにあわせて、「地域水田農業活性化緊急対策」として、生産調整面積を拡大しようとする農業者に交付金を交付するといった措置が講じられることとなりました。 本市においても生産者に十分なご理解をいただくよう努めるとともに、関係機関とよく連携しながら、こうした対策の積極的な活用を図ってまいりたいと考えております。 また、「農地・水・環境保全向上対策」については、活動組織の事務負担を軽減するため、提出書類が大幅に削減・簡素化されることとなります。本対策につきましては、現在、市内8地区で取り組まれており、さらに平成20年度からは新たに2地区が加わる予定となっておりますが、将来にわたる農業資源の良好な保全管理や環境保全型農業の推進に向けて、取り組み地区の一層の拡大に努めてまいります。 以上のような国の対策の見直しに係る各般の制度や事業を活用するとともに、イチジクや伝統野菜など地域特産物の振興を図ることにより、認定農業者や小規模・高齢農家等、多様な担い手が活躍する、活力ある地域農業づくりを進めてまいりたいと考えております。 また、人々の食の安全・安心に対する関心が従来にも増して高まっておりますことから、生産履歴情報の提供や食品の安全性および信頼性の確保のための体制整備等についても、JA若狭と十分連携しながら進めてまいりたいと思います。 なお、地産地消の一層の推進を図る観点から、今年度から新たに設けました「地産地消の店」認定制度につきましては、このたび市内の飲食店や小売店等35軒を「地産地消の店」として認定をいたしました。認定店については、市内はもとより県外からも問い合わせが相次ぐ等、非常に大きな反響を得ているところであります。この認定制度を通じて、地場産食材の消費を拡大し農林水産業の振興を図るとともに、観光などの関連産業の発展にもつなげていきたいと考えております。 次に、林業の振興についてでございますが、近年、グローバルな課題となっている地球温暖化防止や生物多様性の保全など、森林が有する公益的機能を高度に発揮していくためには、森林の適切な管理と育成が不可欠であります。このため、若狭森林組合による施業効率化の取り組みに対し支援を行いますとともに、市民団体による植栽活動にも大いに期待しているところでございます。 平成21年春には福井市一乗谷において全国植樹祭が開催されますが、新年度にはこれに関連したプレイベントが多数行われる予定であります。市民にも十分周知を図り、これを機に森林や林業に対する理解促進に努めてまいります。 有害鳥獣対策についてでございますが、被害が全国的に拡大する中、先般、国において「鳥獣被害防止特別措置法」が制定されました。これにより、各市町村が被害防止計画を立てた場合には、地方交付税等財政上の支援も受けられることとなります。こうした支援策を積極的に活用し、嶺南振興局や嶺南地域有害鳥獣対策協議会、猟友会とも連携しながら、効果のある被害防止策を講じてまいります。 次に、水産業の振興についてですが、漁港の整備や海底耕うん等基盤整備については計画的に進めてまいります。 また、最新の政府の水産白書において、漁業・漁村をめぐる厳しい情勢や、国民の魚離れによる魚食文化の消失の危機が大きく問題提起されておりますが、こうした中で地域の水産業を活性化していくためには、漁村の魅力、健康食である魚食のPRを図っていく必要があります。 昨年、阿納地区においては、地元民宿組合が「ブルーパーク阿納」を立ち上げ、小学生の食育授業や観光客の漁業体験などに広く活用され、大変好評を博しているところであります。この夏には、食育交流事業の一環として、当市と鯖江市の小学生児童による漁業体験活動も計画しております。こうした民間レベルの活動と連携し、食育の推進を図ることにより、魅力ある漁村づくり、水産業の活力アップに取り組んでいきたいと考えています。 また、若狭地域産学官水産連絡会議では、新年度、県立大学小浜キャンパスに委託し、水産加工品、醤油干し等でございますが、の研究を行うこととしております。こうした取り組みが地場産魚介類の消費拡大につながるものと思っています。さらに、同連絡会議では、この春に若狭の水産業を紹介したDVDビデオを刊行し、学校や関係機関に配布することとしており、こうした大学等の活動に支援をしてまいります。 次に、企業誘致等について申し述べます。 現在、JA若狭前で造成中の企業用地については今年度で工事が完了いたしますので、新年度においては、いよいよ先端的企業の研究開発拠点と海外工場のマザー工場建設に向けて準備が進められる予定であります。市といたしましては、今後、企業ならびに県との連携を密にし、必要な支援をしてまいりたいと存じます。 また、市内の空き店舗・空き事業所対策として、このほどソフトウエア・情報処理サービス業等、IT関連企業約1,000社を対象に企業誘致アンケート調査を実施いたしました。この調査結果をもとに、企業ニーズの把握に努め、新設・移設等の計画がある企業に対しては直接訪問して働きかけを行うなど、積極的な企業誘致を図ってまいります。 次に、雇用対策の取り組みについてですが、人口減少社会の到来や団塊の世代の大量退職、景気の回復基調等を反映して、新規学卒者の労働市場はとりわけ活発な状況にあります。去る1月5日に開催した、平成21年春の卒業予定者を対象とする企業説明会には、前年より10社多い43社の企業ブースが設置され、前年の約2倍となる136人の参加がありました。 こうした状況を維持し、労働市場を一層活発化していくためにも、ハローワークや地元企業等ともよく連携し、雇用に関連する情報提供を十分に行うとともに、新年度からスタートする市独自の「ものづくり就職奨励金制度」をはじめ、雇用対策の充実を図り、若者の定着やUターン・Iターンの促進等、労働力の確保に努めてまいります。 次に、つばき回廊商業棟についてですが、昨年、各界各層の代表者から成る研究協議会を設置し、協議を重ねたところ、「市の中心地である当該地は小浜市のまちづくりにとって重要であり、何らかの形で市が関与すべきである」との意見の一致を見ました。これを踏まえ、市ではこのほど、まちづくりの観点から、つばき回廊商業棟の土地・建物の2割部分について、当該地権者からの寄附の申し出を受け入れたところであります。一方、法的整理については、1月15日に開催された債権者会議において手続の継続が認められ、次回の会議が9月30日に開催されることとなりました。 今後、つばき回廊商業棟、当該地のあり方について、各界、各層、商工会議所等関係機関と十分協議を行い、市民の理解が得られる利活用策について検討していきたいと考えております。 次に、産業と生活の基盤づくりについて申し述べます。 まず、琵琶湖若狭湾快速鉄道の実現についてでありますが、昨年は嶺南地域や高島市等から1,000人を超す沿線住民や関係者が結集した琵琶湖若狭湾快速鉄道早期実現総決起大会により、新線建設に向けた熱意を内外に示すことができました。 また、福井県議会新幹線・地域鉄道調査特別委員会による現地視察が初めて実施されましたが、これは琵琶湖若狭湾快速鉄道具体化への一歩であり、県議会議員各位に新線の必要性や地元の熱意について十分理解をしていただいたものと考えております。 さらに、去る2月23日には、福井市において、西川知事、自由民主党元幹事長中川秀直衆議院議員、県選出国会議員に要望を行い、真摯で前向きなご答弁をいただいたところであります。 一方、滋賀県側では、昨年12月に高島市内の住民を主体とした琵琶湖若狭湾快速鉄道建設促進協議会が組織され、滋賀県等関係先への要望活動が展開されているところであります。 県ならびに嶺南市町においては、引き続き琵琶湖若狭湾快速鉄道建設を目的とした基金として、平成20年度末では46億5,000万円が積み立てられる予定で、新線実現に向けた環境づくりは着実に進んでおり、新年度においては、これら関係者や地域の熱意を力として、琵琶湖若狭湾快速鉄道建設促進期成同盟会が主体となり、一日も早い新線実現に向け、高島市側との連携を強化するとともに、県や国に一層働きかけてまいりたいと考えています。 次に、JR小浜線の利用促進についてでありますが、昨年10月のダイヤ改正から、NHK連続テレビ小説「ちりとてちん」の放映に合わせて快速電車が土日、祝日に臨時運行されています。 これにあわせ、当市では、関西方面からの観光客を対象とした小浜線利用モニターツアーの実施や、快速電車に接続した周遊バスの運行を開始したほか、県や嶺南広域行政組合、JR西日本においても誘客事業等を展開していただくなど、小浜線の活性化を図ってきたところであります。 新年度においても、小浜線利用促進協議会を主体として、営業活動による需要の開拓や利用促進キャンペーンの実施、利便性向上のため関係機関への要望活動等各般の取り組みを展開するとともに、職員の小浜線利用の徹底を図り、小浜線の一層の利用促進に努めてまいりたいと考えております。 次に、舞鶴若狭自動車道の進捗状況についてですが、小浜西インターチェンジから敦賀ジャンクション間の用地買収率は99%を超えました。工事の進捗状況につきましては、西日本高速道路会社が施工する小浜西インターチェンジから(仮称)小浜インターチェンジ間、および中日本高速道路会社が施工する宮川地区については既に着工されており、さらに新年度には国富地区も着工の予定ですので、これにより小浜市域すべてでの工事起工となります。これからも工事が円滑に進むよう、高速道路会社および福井県と連携を図りながら、事業の推進に当たってまいります。 また、小浜インターチェンジの供用開始に合わせた地域振興策として、周辺に観光と産業の複合型休憩施設を整備することとしており、今回、これと連動した中山間地域総合整備事業費を計上させていただいたところであります。今後、開通後をにらみ、受け入れ態勢をしっかりと進めてまいりたいと考えております。 なお、小浜西インターにつきましては、現在のところハーフインターで整備されることとなっておりますが、地元の皆様方をはじめ、多くの関係者からフルインターでの整備要望を受けているところであります。 本市におきましても、交流人口の拡大を図っていく上で高速交通網のアクセス整備は必要不可欠であり、去る1月29日、高速道路の整備計画策定などに重要な役割を果たす独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構を、私をはじめ部長と訪ねまして、地元の意向を強く要望したところであります。既に用地の一部は確保されていることでもあり、県や関係自治体とも連携を図りながら、今後ともフルインター化を目指し、積極的に取り組んでまいります。 次に、都市計画道路の整備についてでございますが、小浜縦貫線の住吉酒井間は、地元のご協力を得て、平成15年度から用地買収と物件移転補償を進めてまいりました。新年度には本工事を予定しており、早期の完成を目指し全力で取り組んでまいります。 また、国道162号から海岸部までの山手小松原線につきましても、平成15年度から用地買収と物件移転補償を進めており、災害に強く、安全・安心に住み続けられるまちを目標とした「まちづくり交付金事業」により、引き続き整備を進めてまいります。 次に、まちづくり交付金による新規事業といたしまして、近年人口が急増しております今富小学校周辺地域において、「地域のコミュニティが息づく安全・安心な田園定住空間の創造」をテーマに、通学路を中心とした生活道路の整備や災害時の今富小学校までの避難誘導標識の設置、地域コミュニティ活動への支援等を行い、子供から高齢者までだれもが安心して生活できる、生き生きとした地域づくりを進めてまいります。 次に、農道の整備についてですが、まず、若狭西街道事業につきましては、残る工事が勢浜-黒駒間とおおい町本郷地係の舗装工事のみとなり、当初計画どおり平成20年度末には全線供用開始となる予定であります。また、中部農免道路につきましては、天ヶ城トンネルが昨年末に着工となりましたので、平成21年度末には供用開始できるものと考えております。東部土地改良区域内の「ふるさと農道若狭中央」につきましては、平成20年秋に完成の予定であります。いずれの農道も地域農業の振興に不可欠であり、一日も早い完成に向けて全力で取り組んでまいります。 次に、福祉のまちづくりについて申し述べます。 まず、今富第一、第二保育園の統廃合および民営化についてですが、新保育園の整備は民設民営型で取り組むこととしており、先月19日には、事業者に選定された社会福祉法人聖ルカ乳児保育園との間で、「保育園建設及び運営に係る基本協定」を締結したところであります。今後、保護者、事業者、市の三者協議会を設置し、保育内容等について十分協議を行い、平成22年度の開園に向けて準備を進めてまいりたいと考えております。 学童保育の拡充については、現在、市では、平成17年3月に策定した「小浜市次世代育成支援行動計画」に基づく放課後児童対策として児童クラブを5カ所に設置しているところですが、新年度から、新たに宮川児童クラブを宮川小学校内に開設することといたしました。また、国富地区でも要望が多かったものの開設場所の確保が困難であったことから、西津児童クラブを利用していただくことといたしました。今後とも保護者や地域のニーズを十分に踏まえ、放課後児童対策に取り組んでまいります。 次に、妊婦の健康管理へのサポートについてですが、少子化対策の一環として、平成18年度から妊婦の健康診査について、第3子に対しては14枚の受診券の助成を行っているところですが、新年度からは、第1子、第2子に対しても現行3枚の助成から5枚へと拡充をいたします。これにより、妊娠中における異常の早期発見や、妊婦、胎児の適切な健康管理が図られ、少子化傾向に歯どめがかかればと考えております。 次に、高齢者の福祉対策について申し上げます。 今日の高齢社会の進展に伴い、寝たきりや認知症等の介護を要する高齢者、またひとり暮らし老人や夫婦のみの高齢者世帯が急増しております。このため、ひとり暮らし老人相談員による安否確認や、センサー機能を備えた新緊急通報装置の導入による高齢者の見守り体制の充実に取り組んでいるのをはじめ、各地区の「ふれあいサロン」における音楽療法や口腔ケア等の実施、月4回の配食サービス等、孤立感の解消、介護予防を図るなど、在宅福祉サービスの充実や生きがい対策を推進しているところであります。 今後とも高齢の方々が、できるだけ住みなれた地域で安心して健康で暮らせるよう、地域福祉を担う関係機関、地域住民、行政が協働して介護予防や生活支援の推進に取り組んでまいりたいと考えております。 新年度からスタートいたします後期高齢者医療制度への対応についてでありますが、新制度の施行に向け、関係する福井県後期高齢者医療広域連合、福井国保連合会と連携しながら準備作業に取り組んでいるところであります。また、新しい制度の趣旨や概要等について、広報おばま、ケーブルテレビなどを通じて市民の皆様への周知を図っております。 今後も各地区区長会や老人クラブ連合会のご協力のもと、出前講座等により継続的に制度の広報を行うとともに、窓口相談の充実等を図り、市民の皆様によくご理解いただいて、円滑に制度移行できるよう努めてまいります。 次に、環境のまちづくりについて申し述べます。 本市の重点事業の一つでありましたリサイクルプラザ等建設工事は、中名田地区、深谷区の皆様をはじめ多くの関係者のご理解とご協力により、当初計画どおり今月7日に完成し、20日には竣工式を予定しております。新しい施設は、全国でもまれな、処理水を外部に放流せずに循環使用する無法流タイプの処分場と、埋め立てごみを最小限度に抑えるための破砕機などの最新機器を備えたリサイクル施設であります。本年4月から供用開始となりますが、長きにわたってお世話になりました仏谷区の処分場にかわって、小浜市民の不燃ごみの処理・処分とリサイクルを一手に引き受ける拠点施設であるとともに、環境学習の場としても大いに活用していきたいと考えております。 さて、地球温暖化や異常気象の原因とされる温室効果ガスの削減は、もはや全世界共通の重要な課題となっております。当市においても二酸化炭素廃棄物の排出削減を確実に進めていくため、現在、市役所庁舎内においてエコアクション21の認証登録に向け取り組んでおります。今月下旬には審査を受け、登録申請手続をする予定であり、登録が済み次第速やかにその結果を公表するとともに、市内の事業者へもこうした取り組みが波及するよう促してまいりたいと考えております。 また、循環型社会の形成に向けた取り組みにつきましては、市民の皆様にご協力をいただき、平成17年4月より、「その他紙」、「その他プラ」の分別を追加し、ごみの減量化に取り組んでまいりました。その結果、想定していた以上の成果を上げることができました。しかしながら、現在でも年間市全体で約1万2,000トン、市民1人当たり約400キログラムの可燃ごみを焼却している状況であり、さらなるごみの減量を進める必要があります。 そこで、本年7月からは、ごみの分別徹底を図るため、現在不燃ごみに適用している指定袋制度の対象に可燃ごみを加え、新たに可燃ごみ用に半透明の袋を導入することといたしました。新制度の導入に当たっては、市民の皆様に十分説明を行い周知を図ってまいりますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。 また、身近な環境問題として、空き地の不十分な管理、空き缶・吸い殻等のポイ捨て、ペットのふん、深夜花火等、市民の方々から寄せられる苦情や相談の多い事項について、その解消を図るべく、環境基本条例および環境基本計画に基づき生活環境の保全に係る行動指針を具体化するため、小浜市快適で暮らしやすい環境をつくる条例を本議会に上程させていただいたところであります。 また、永年の懸案事項となっていました旧ごみ焼却施設、青井の清掃センター解体事業につきましても平成20年度に着手する予定であります。準備が整い次第、地元関係者にご理解をいただいた上で、20年度内の完了を目指して事業を進めてまいります。 次に、安全・安心のまちづくりについて申し述べます。 本市にとって昨年は、5月10日午後に記録的な強風が吹き荒れたことを除けば、幸いにして台風の直撃を受けることもなく、1年を通じて穏やかな年でありました。しかしながら、他府県では集中豪雨や台風による洪水、土砂災害が発生したほか、能登半島地震や新潟中越沖地震などの強い地震もあり、甚大な被害を受けています。 こうした状況を踏まえ、地域防災計画の見直しをはじめとして、防災態勢の整備や自主防災組織の育成・拡大を図るとともに、土石流等のおそれがある地域を土砂災害警戒区域等に指定すること等により、市民の皆様とともに災害に対する意識を高め、自助・共助・公助による災害への備えの充実に努めてまいりたいと考えております。 また、交通事故や犯罪ならびに悪質商法などによる消費者被害の発生を抑止するため、警察署など関係機関・団体と連携し、これらの問題に対する意識の高揚に努めるとともに、交通安全対策に万全を期し、安全で安心して暮らせる住みよいまちづくりを進めてまいります。 次に、誇りある人づくりと文化振興について申し述べます。 まず、小浜小学校の建設につきましては、工事も順調に進んでおり、今月23日には竣工式を予定しております。新しい校舎は自然素材である木材を効果的に取り入れることで小浜の伝統が感じられ、温かみのある空間づくりに配慮するとともに、耐震対策には万全を期し、児童たちが安心して教育を受けることができる環境づくりに努めたところであります。 なお、通学路の安全対策についても、現在国道162号の歩道の拡幅工事を実施しているほか、市道芝浦伏原線の道路補修や路側線の設置、防犯灯の増設など安全対策を着実に進めているところであります。この新しい校舎で学ぶ児童たちが、小浜小学校の新たな歴史を築いていってくれることと期待しております。 次に、国富小学校の大規模改修および耐震補強工事につきましては、今年度中に実施設計が完成し、新年度の2学期までには工事が完成する予定となっています。 また、下根来小学校につきましては、新年度より遠敷小学校と統合されることとなります。同校は明治7年に精熟小学校として創設され、以来今日まで130年を超える長い歴史と伝統を持つ学校であります。下根来小学校の活動は、皆様もご存じのとおり、地域と学校、PTAと教員、教員と児童との強いきずな、ふれあいの中で誠にすばらしい教育が行われてきました。まさに地域に密着した学校のモデルであったと思います。今月29日には閉校式が行われる予定ですが、下根来小学校の児童が、同校の輝かしい歴史と伝統を胸に、遠敷小学校で新しい仲間と元気に学校生活を送れるよう教育環境の整備に努めてまいります。 次に、県立大学小浜キャンパスの学部化については、大学において具体的な検討が進められ、先月には県から学部化の概要が公表されたところであります。それによりますと、平成21年4月から新たに海洋生物資源学部として独立し、定員については1学年10名の増員となること、また、水産系の教育研究拠点施設としての機能を充実強化させ、地域のニーズに即した教育研究の一層の推進を図るとされています。 小浜キャンパス開学以来の念願であり、本市においても最重要要望事項として県に要望していた学部化が実現することにより、大学の地域貢献がより強化され、食のまちづくりのさらなる推進、本市のますますの発展に資するものと大いに期待をしているところであります。 これを機に、今後一層小浜キャンパスの充実強化に向けて、県立大学小浜キャンパスを育てる会や、若狭地域産学官水産連絡会議等と連携し、大学が取り組む小中学校への出前講座や水産加工品の研究等に積極的に支援を行い、大学の有する知的財産を生かしたまちづくりを進めてまいりたいと考えております。 次に、文化振興事業についてでございますが、本市では昭和46年の文化会館開館以来、舞台芸術の振興に努めてまいりました。今日では、文芸おばま事業として、市民実行委員会を中心に市民による文化活動が活発に行われております。新年度においても通算16回目の開催となる第九演奏会や、来週9日に開かれる市民ミュージカルなどの大型事業が予定されています。 また、美術部門においては全国公募の絵画展であります、食のまちづくりにちなんだ「命のかたち展」を開催することとしており、この機会に多くの方に全国レベルの美術作品に触れていただきたいと思っております。 さらに新年度は、市内の文化団体の連合体である小浜市文化協会が結成50周年を迎えますことから、記念事業も計画されており、市としてもできる限りの支援をしてまいりたいと考えております。今後もこうした市民主体の活動を支援し、文化の薫り高いまちづくりを進めてまいりますので、市民の皆様のご理解、ご支援をお願い申し上げます。 次に、重要伝統的建造物群保存地区の選定に向けた取り組みについてでございますが、対象となる地区の都市計画および保存計画が決定したことに伴い、去る1月18日に文化庁に対し、重要伝統的建造物群保存地区選定の申請を行いました。今後、国の文化審議会に諮られ、7月ごろに結果が出る予定となっております。選定されますと、平成21年度から建造物等の修理・修景を順次行うとともに、地区全体の生活環境整備を、地域住民の皆様と協議しながら計画的に進めてまいりたいと考えております。 次に、世界遺産暫定リスト登載に向けての取り組みについてでございますが、継続審議となっておりました本市の提案につきましては、昨年6月に設置した世界遺産推進専門委員会において、文化庁から示された普遍的な価値の証明、他地域との差別化などの課題について検討を加え、昨年12月に、「若狭の社寺建造物群と文化的景観-神仏習合を基調とした中世景観-」として世界遺産提案書を再提出したところであります。今後、国のヒアリングを経て、6月ごろには審議結果が公表される予定となっております。 こうした取り組みにあわせ、市民の皆様の間からも、先人が残した有形無形の貴重な文化遺産に誇りと愛着を持ち、後世に伝えていこうとする機運が生まれ、昨日には世界遺産登録をめざす市民の会が発足したところであります。今後は同会ともよく連携し、学校や地域での出前講座や講演会の開催などを通して積極的に情報発信を図り、本市の文化遺産の保護ならびに世界遺産暫定リスト登載に向け、市民と行政が一体となって取り組んでまいります。 次に、小浜城の復元についてでございますが、新年度中には復元構想を取りまとめ、市民の皆様のコンセンサスを得てまいりたいと考えております。こうした取り組みを通じて募金活動に弾みをつけ、早期に復元資金が確保できるよう努力してまいります。既に復元された事例を見ましても、10年から20年の長きにわたって募金活動が展開されております。こうした事例も参考にしながら、本市においても中長期的な視点に立って粘り強く取り組んでまいる所存であります。 最後に、拉致被害者および特定失踪者への支援についてでございますが、地村さん家族については日々の生活にもなれてこられましたので、今後も状況を見守りながら必要な支援をしてまいりたいと考えておりますが、長男の保彦さんは、この4月から地元企業への就職も決まり、社会人としてスタートを切られることになりました。 一方、山下春夫さんをはじめとする特定失踪者の問題および未解決の拉致被害者の問題については、ご家族の高齢化が進む中、新たな進展がなく膠着した状態が続いており、まことに残念に思っております。 この1月29日、私は総理官邸の二橋官房副長官を訪ね、こうした状況を打開するため環境整備を行い、できるだけ早く福田総理に訪朝していただけるよう強く要望したところであります。 今後も、「嶺南地区特定失踪者の真相究明を願う会」と連携しながら、特定失踪者の方々の政府認定および真相究明を求める署名活動や、国をはじめとする関係機関への要請等の支援活動を継続してまいりたいと考えておりますので、議員各位、市民の皆様の一層のご支援をお願い申し上げる次第でございます。 ありがとうございました。 △議案第1号 ○議長(富永芳夫君) 日程第2 議案第1号専決処分につき承認を求めることについて(平成19年度小浜市一般会計補正予算(第4号))を議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(富永芳夫君) 提案理由の説明を求めます。 市長、村上利夫君。 ◎市長(村上利夫君) それでは、ただいま日程第2をもちまして議題に供していただきました議案第1号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 議案第1号専決処分につき承認を求めることについてでございますが、平成19年度小浜市一般会計補正予算につきまして、1月18日付をもって地方自治法第179条1項の規定により専決処分をさせていただきましたので、同条第3項の規定によりご報告を申し上げ、ご承認をお願いするものであります。 この内容につきましては、原油価格の高騰による灯油価格の上昇に伴い、生活困窮者世帯の経済的負担の軽減を図るため、灯油購入助成券を交付するもので、当該事業に係る経費として、専決処分により、歳入歳出それぞれ726万8,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ172億3,405万3,000円とさせていただくものです。 以上がご提案申し上げたい案件の概要でございまして、内容の詳細につきましては、この後担当職員からご説明を申し上げますので、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(富永芳夫君) 総合政策部長、東君。
    ◎総合政策部長(東武雄君) それでは、議案第1号について説明をさせていただきます。お手元の平成19年度補正予算書、平成20年1月18日専決をごらんいただきたいと思います。1ページをおめくりください。 専決第1号平成19年度小浜市一般会計補正予算(第4号)でございまして、歳入歳出それぞれ726万8,000円を追加し、予算の総額を172億3,405万3,000円とするものでございます。 次のページをおめくりください。2ページでございます。 第1表、歳入歳出補正の歳入でございますけれども、第18款の繰越金、第1項繰越金で726万8,000円を追加するものでございます。前年度繰越金でございます。 次に、歳出でございますが、第2款民生費、第1項社会福祉費で726万8,000円を追加するものでございます。今回の助成でございますけれども、助成対象は生活保護世帯、市民税非課税世帯等1,412世帯でございます。助成額は、1世帯当たり5,000円を上限に助成をするものでございます。有効期限につきましては3月31日までと設定いたしているところでございます。 議案第1号に関しての説明とさせていただきます。 △質疑 ○議長(富永芳夫君) これより質疑に入ります。 13番、清水正信君。 ◆13番(清水正信君) それでは、ただいまの専決処分についての議案につきまして、少しお尋ねさせていただきたいと思います。 ただいまもご説明のあったように、灯油の1,000円の券を5枚、生活保護世帯65世帯、そして住民税非課税世帯1,347世帯、合計1,412世帯にということでございますが、これ、ただいま3月31日までということで実施中の事業でございますが、今日までの事業の運営の経過について、そして、その辺の利用状況についてをお尋ねいたします。 ○議長(富永芳夫君) 福祉環境部長、大江君。 ◎福祉環境部長(大江正男君) お尋ねのありました灯油券助成の方針でございますけども、まず、国におきましては、昨年の12月11日の閣僚会議におきまして、原油価格の高騰に伴います中小企業各業種の緊急対策が定められたところでございます。それらを踏まえまして、本市におきましても原油高騰に伴い、さまざまな影響が心配される生活困窮者に対しまして、小浜市福祉灯油助成事業に取り組むところにしたところでございます。 県内では、一部の自治体につきましては、例えば福井市、敦賀市、若狭町におきましては現金の口座振り込みをしているところもございます。大体の都市につきましては、助成券による支援策が多うございます。これにしますと、現金振り込みの場合につきましては、口座番号の問い合わせ等の事務もあることから振り込みがおくれることが想定されるために、本市におきましては速やかに対応するために助成券の助成を選択したところでございます。 また、お尋ねの現在の状況でございますけれども、既に福祉灯油券の窓口への返還が32件ございます。内容といたしましては、転出、入院、死亡等が22件でございまして、例えば家で電化をされているというような形で、不用を理由とされた方が10名おられる、これが事実でございます。 今後につきましても、3月31日まで、また民生委員さん、PR等をしまして、できるだけ利用していただくような形で啓蒙させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(富永芳夫君) 13番、清水正信君。 ◆13番(清水正信君) ただいまお答えいただいたわけですが、そうした中で、転出して行方不明、死亡等が22世帯、そして不用が10世帯ということですね。そして不用ということは恐らく、先日の新聞を見ましても「室温に経済格差。生活保護世帯ほど低く」と、生活保護世帯は住民税課税世帯よりも室温が3度低いという統計が出ておるわけでございますが、決して不用じゃないわけなんですね。ただ熱源として灯油を使っていらっしゃらないということやと思うわけですが、そうした中で、特に高齢者の方など、被服着火とかいろんな中で、自己生活防衛の中で負担はかかるけども熱源を他に求められるという部分がかなり、無理しながらという部分があると思うんですね。その方がこの制度では恩恵を受けられない。そして、隣の若狭町さんでは現金の支給ですから、その辺は恩恵を受けられる。やはりその辺の、より安全にということは、やっぱり自助の中で、自己防衛という部分が求められる分が多いわけですね。そして、昨今ですと、調理中とかあるいは暖房の熱源による被服着火ということで火災発生、そして、焼死が連日報道されている。また、今年の冬はひときわ寒かったわけですし、そうした中で、返却せざるを得なかった10世帯の方に対して、私はそういう観点から見るのが妥当やと思うわけです。そうした中で、これは国が2分の1、そして一般財源で2分の1という補助事業やと思うわけでございますが、本当に今後その辺のことも十分に検証していただいて、次の施策のときにはその辺のことも考慮した中で、十分に今の私の意見を生かしていただけるような手法をとっていただきたいとお願いしておきたいと思います。 ○議長(富永芳夫君) 福祉環境部長、大江君。 ◎福祉環境部長(大江正男君) 今、清水議員のおっしゃられましたことについての趣旨についてはよく理解できますので、今後ともこういう施策につきましては十分検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(富永芳夫君) ほかに質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △委員会付託省略 ○議長(富永芳夫君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第1号については、小浜市議会会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。          (異議なし) ○議長(富永芳夫君) ご異議なしと認めます。よって、議案第1号については委員会の付託を省略することに決しました。 △討論 ○議長(富永芳夫君) これより討論に入ります。討論はありませんか。--討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。 △採決 ○議長(富永芳夫君) これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は17名であります。 議案第1号専決処分につき承認を求めることについて(平成19年度小浜市一般会計補正予算(第4号))を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (全員挙手) ○議長(富永芳夫君) 挙手全員であります。よって、議案第1号は原案のとおり承認されました。 △議案第2号から議案第12号まで ○議長(富永芳夫君) 日程第3 議案第2号平成19年度小浜市一般会計補正予算(第5号)より議案第12号平成19年度小浜市水道事業会計補正予算(第3号)までを一括議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(富永芳夫君) 提案理由の説明を求めます。 市長、村上利夫君。 ◎市長(村上利夫君) それでは、ただいま日程第3をもちまして議題に供していただきました議案第2号から議案第12号までにつきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 まず、議案第2号平成19年度小浜市一般会計補正予算(第5号)でございますが、1,338万5,000円を追加補正し、予算の総額を歳入歳出それぞれ172億4,743万8,000円とさせていただくものです。 歳出補正の主なものといたしましては、市町村職員退職手当組合への負担金の増額に伴う市町村職員退職手当組合負担金、財政健全化計画により、平成20年度に9,800万円余りの市債を繰上償還する予定をしており、その財源として2,400万円を積み立てる減債基金積立金、地域総合整備財団の小規模商品開発補助金の交付決定を受け、若狭塗り箸による地域ブランド創出事業に補助する新分野進出等企業支援事業補助金、原油価格高騰に耐え得る生産体制を確立するため、省エネ型農業機械導入に対して補助する原油価格高騰対応省エネ型農業機械等緊急整備対策補助金、また、漁業の分野も同様に漁船燃油価格が上昇し、漁業経営を圧迫しているため、市単独で燃油代の一部を助成する漁船燃油補助事業等に追加補正をお願いし、また、年度内に執行が困難な15事業について、繰越明許費をお願いするものであります。 次に、議案第3号平成19年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算でございますが、一般被保険者療養給付費の減額等により、964万5,000円を減額補正させていただくものです。 次に、議案第4号平成19年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入においては、前年度繰越金の確定および基金繰入金の減額等に伴う財源の補正、歳出においては、境界ぐいの購入に1万1,000円を追加補正させていただくものです。 次に、議案第5号平成19年度小浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、簡易水道事業借りかえおよび前年度繰越金の基金積み立て等により、681万3,000円を追加補正させていただくものです。 次に、議案第6号平成19年度小浜市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、前年度繰越金の精算により、359万3,000円を一般会計へ繰り入れをいたしたく追加補正させていただくものです。 次に、議案第7号平成19年度小浜市老人医療特別会計補正予算(第3号)でございますが、老人医療給付費の減額等により、1億4,833万9,000円を減額補正させていただくものです。 次に、議案第8号平成19年度小浜市下水道事業特別会計補正予算(第4号)でございますが、下水道事業債の借りかえ等により、7,723万2,000円を追加補正させていただくものです。 次に、議案第9号平成19年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、前年度からの繰越金を基金に積み立てること等により、139万5,000円を追加補正させていただくものです。 次に、議案第10号平成19年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、前年繰越金等の積み立てにより、337万2,000円を追加補正させていただくものです。 次に、議案第11号平成19年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、居宅介護サービス給付費の増額等により、5,914万4,000円を追加補正させていただくものです。 また、特別会計において年度内に執行が困難な2事業については、繰越明許費をお願いするものです。 次に、議案第12号平成19年度小浜市水道事業会計補正予算(第3号)でございますが、資本的収支に係る企業債の借りかえおよび収益的収支に係る資産減耗費等について補正させていただくものでございます。 以上が、ご提案申し上げたい案件の概要でございまして、なお、詳細につきましては、このあと担当職員からご説明を申し上げますので、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(富永芳夫君) 総合政策部長、東君。 ◎総合政策部長(東武雄君) それでは、私の方から、平成19年度3月補正予算書に基づきまして、議案第2号平成19年度小浜市一般会計補正予算(第5号)から議案第12号平成19年度小浜市水道事業会計補正予算(第3号)までの予算関係議案につきまして説明をさせていただきます。 1ページをお願いします。 まず、議案第2号平成19年度小浜市一般会計補正予算(第5号)についてでございますけれども、1条の歳入歳出補正につきましては、それぞれ1,338万5,000円を追加し、予算の総額を172億4,743万8,000円とするものでございます。第2条の繰越明許費につきましては第2表により、第3条の債務負担行為の補正につきましては第3表、第4条の地方債補正につきましては第4表により後ほどご説明を申し上げます。 2ページをお開きください。 まず、第1表の歳入歳出補正の歳入でございますが、市税につきましては額の変更はございません。市民税につきましては、定率減税の廃止や税源移譲等の制度改正によりまして、当初予算段階で対前年度3億8,000万円余りの増加を見込んでおりましたが、決算見込みでは若干下回ることが想定されるということから、1,700万円を減額させていただいております。固定資産税につきましては、非木造の建物等が新築されたこと等によりまして1,700万円の増加を見込んでおります。 次に、11款分担金及び負担金、第1項負担金で1,136万7,000円の減額でございます。主なものは、保育園の保護者負担金で756万9,000円の減額となっております。 第12款使用料及び手数料におきましては、535万7,000円の追加でございます。内訳は、第1項使用料で529万3,000円の追加、主なものは浜の四季の使用料で400万円の増となっております。第2項手数料で6万4,000円の追加でございます。 第13款国庫支出金におきましては、1億9,031万4,000円の追加でございます。内訳は、第1項国庫負担金で196万円の追加、第2項国庫補助金で1億9,705万3,000円の追加でございます。この主なものは、小浜小学校建設に伴います安全・安心な学校づくり交付金で、1億7,606万1,000円の追加となっております。第3項委託金で869万9,000円の減額でございます。 次に、第14款県支出金で1,003万1,000円の減額となっております。主に各事業の精算見込みによる補正となっております。第1項県負担金で224万2,000円の減額、県補助金で553万8,000円の減額、第3項委託金で225万1,000円の減額でございます。 15款財産収入で657万5,000円の追加でございます。第1項財産運用収入で73万2,000円の追加、第2項財産売払収入で584万3,000円の追加でございます。主なものは、国道27号拡幅に伴います木崎地係の今富駐在所敷地の売却によるものでございます。 第16款寄附金、第1項寄附金で588万9,000円の追加でございます。主に社会福祉事業寄附金で524万5,000円、小浜城復元寄附金で188万9,000円でございます。 第17款繰入金、第1項特別会計繰入金で359万3,000円の追加でございます。駐車場事業特別会計からの繰り入れでございます。第2項の基金繰入金で1億288万2,000円の減額となっておりますけれども、小学校建設に伴います教育施設整備基金繰入金でございまして、1億905万円を繰り戻しするということでございます。 第18款繰越金、第1項繰越金で1億2,488万6,000円の追加でございまして、前年度繰越金でございます。 第19款諸収入で、1,667万9,000円の減額でございます。第3項貸付金元利収入で1,839万1,000円の減額、第4項受託事業収入で341万円の追加、第5項雑入で169万8,000円の減額でございます。 第20款、第1項市債で1億8,227万円の減額でございます。これにつきましては小浜小学校建設事業に伴うものが主なものでございまして、当該事業で1億3,820万円の減額となっております。 次のページをお願いします。 次に、歳出でございますけれども、第2款総務費で7,080万5,000円の追加でございます。第1項総務管理費で7,284万8,000円の追加でございます。主なものは、退職予定者が11人増ということによりまして、退職手当組合への負担金の増額4,724万5,000円、それと、減債基金への積み立て2,428万9,000円が主なものでございます。第2項徴税費で49万8,000円の追加、第4項選挙費で236万2,000円の減額でございます。これは参議院議員選挙の精算でございます。第5項統計調査費で17万3,000円の減額でございます。 第3款民生費でございますけれども、4,792万6,000円の追加でございまして、第1項社会福祉費で3,914万5,000円の追加、各種事業の精算、国保、老人、介護、各特別会計への繰出金の精算でございます。第2項児童福祉費で503万7,000円の減額、聖ルカ乳児保育園措置委託事業で832万5,000円の減額となっております。第3項生活保護費で1,381万8,000円の追加でございまして、実績確定によります精算でございます。 第4款衛生費で663万4,000円の追加でございます。第1項保健衛生費で649万円の追加でございます。主なものは、公立小浜病院組合の分賦金で942万9,000円追加をいたしております。第2項清掃費で14万4,000円の追加でございます。 第5款労働費、第1項労働諸費で20万円の追加。 第6款農林水産業費で4,387万5,000円の減額でございます。内訳でございますが、第1項農業費で3,845万8,000円の減額でございます。この中には、先ほども市長の方から説明がありましたけれども、原油価格高騰に耐え得る生産体制を確立するため、省エネ型農業機械導入に対して補助する原油価格高騰対策省エネ型農業機械等緊急整備対策事業補助金94万6,000円が含まれております。補助先は、農事組合法人国富でございます。それから、第2項林業費で204万3,000円の減額、第3項水産業費で337万4,000円の減額となっております。減額となっておりますけれども、原油価格高騰により漁船の燃油価格も上昇しておりまして、漁業経営を圧迫しているということで、小浜市漁業協同組合に対しまして燃油代の一部を助成する、漁船燃油補助事業132万8,000円が含まれております。 第7款商工費、第1項商工費で141万1,000円の追加でございまして、この中には地域における新産業の育成等のため、財団法人地域総合整備財団の小規模商品開発補助金の交付決定を受け、自治体経由で補助をする新分野進出等企業支援事業補助金200万円が含まれております。補助先は株式会社マツ勘でございます。 次に、第8款土木費で4,089万1,000円の減額でございます。第2項道路橋梁費で749万円の減額、主なものとしては県営事業負担金の精算でございます。第3項河川費でございますけれども689万2,000円の減額、これも県営事業負担金の精算によるものでございます。第4項都市計画費で2,488万8,000円の減額でございますけれども、これにつきましても県営事業負担金の精算、あるいは下水道会計への繰出金の精算でございます。第5項住宅費では162万1,000円の減額でございます。 次に、第10款教育費で2,882万5,000円の減額でございます。第1項教育総務費で24万1,000円の減額、第2項小学校費で3,794万1,000円の減額、主に小浜小学校建設事業の精算に伴うものでございますし、財源の補正も同時に行っております。第3項中学校費で58万1,000円の減額、第5項社会教育費で130万3,000円の追加でございます。第6項保健体育費で863万5,000円の追加でございます。この中には、体育振興会への補助として533万5,000円を予算化しておりまして、市民体育館の消防施設の整備に要する経費の補助でございます。 次のページをお願いします。6ページでございます。 第2表繰越明許費でございますが、第3款民生費、第1項社会福祉費の地域密着型サービス施設整備費補助金交付事業4,000万円から、第10款教育費、第5項社会教育費の西縄手下遺跡発掘調査事業までの合わせて15件、額にして6億6,376万7,000円を、設計協議や用地交渉等に不測の日数を要したということ、あるいは県営事業の繰り越し等によりまして、翌年度に繰り越して執行いたしたくお願いをするものでございます。繰り越しをいたします事業、金額等につきましては記載のとおりでございますので、省略をさせていただきます。 次に、第3表債務負担行為補正でございます。追加で2つの事業をお願いするものでございます。1つ目は農業振興推進事業で、期間は平成20年度から平成29年度まで、限度額は73万円と設定するものでございます。その内容につきましては、小浜東部営農生産組合に対しまして農業経営基盤強化資金の利子を助成するものでございます。財源でございますけれども、県2分の1、市2分の1でございます。 次に、舞鶴若狭自動車道関連事業につきましては、平成20年度で限度額を1億748万1,000円と設定するものでございます。内容でございますけれども、平成18年度からJR西日本に委託をして事業を進めております飯盛地係のJR線路をアンダーで横断する工事用道路に要する経費でございます。 次のページをお願いいたします。8ページでございます。 次に、第4表地方債補正でございます。いずれも変更でございます。一番上段の農道整備事業から一番下段の臨時財政対策債までの10件につきまして、限度額を合計で17億5,570万円から15億7,343万円に、1億8,227万円減額するものでございます。事業ごとの変更額につきましては記載のとおりでございますので、省略をさせていただきます。 なお、従前から起債の発行額につきましては10万円単位でございましたけれども、臨時財政対策債につきましては、平成19年度から万円単位で借りられることになっております。そういうことで3万円という端数が出ております。起債の方法、利率、償還の方法につきましては補正前に同じでございます。 次に、議案第3号平成19年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ964万5,000円を減額し、予算の総額を31億6,211万4,000円とするものでございます。 次のページをお願いします。 第1表歳入歳出予算の補正でございますけれども、歳入につきましては前年度繰越金の確定に伴う各款の補正が主なものとなっております。 まず、第1款国民健康保険税、第1項国民健康保険税でございますけれども1,628万3,000円の減額。 第3款国庫支出金では1,111万4,000円の減額でございまして、第1項国庫負担金で763万5,000円の減額、第2項国庫補助金で347万9,000円の減額でございます。 第4款県支出金では2,608万5,000円の減額でございます。県負担金で164万1,000円の減額、県補助金で2,444万4,000円の減額でございます。 第5款療養給付費交付金、第1項療養給付金交付金で1,367万5,000円の減額。 第6款共同事業交付金、第1項共同事業交付金で1,254万8,000円の減額。 第7款財産収入、第1項財産運用収入で22万1,000円の追加。 第8款繰入金、第1項他会計繰入金で1,128万7,000円の減額。 第9款繰越金、第1項繰越金で7,121万2,000円の追加。 第10款諸収入、第3項雑入で991万4,000円の追加でございます。 次に、歳出でございますが、第1款総務費、第1項総務管理費で519万4,000円の追加でございます。その内容でございますけれども、後期高齢者医療制度の導入に伴います国民健康保険税の激変緩和措置に対応するシステム改修の委託料等でございます。 第2款保険給付費で72万円の追加でございます。第1項療養諸費で1,036万4,000円の減額、第2項高額療養費で1,036万4,000円の追加、第4項葬祭諸費で72万円の追加でございまして、24人分を計上いたしております。 第3款老人保健拠出金、第1項老人保健拠出金でございますけれども、897万3,000円の減額、確定によるものでございます。 第4款介護納付金、第1項介護納付金で38万8,000円の減額。 第5款共同事業拠出金、第1項共同事業拠出金で3,237万4,000円の減額。 それに、第6款保健事業費、第1項保健事業費で312万円の減額でございますけれども、主なものは、国民健康保険ヘルスアップ事業委託料の減でございまして、当初800万予定しておりましたけれども、360万円に減額になったということで減額補正をいたしております。 第7款基金積立金、第1項基金積立金で1,013万5,000円の追加。 第8款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金で1,916万1,000円の追加でございます。平成18年度分の療養給付費等の精算によるものでございます。 次のページをお願いします。 次に、議案第4号平成19年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計補正予算(第1号)でございますけれども、第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ1万1,000円を追加し、予算の総額を3万8,000円とするものでございます。 次のページをお願いします。 まず、歳入でございますけれども、基金利子繰越金の確定によりまして、基金繰入金を減額するものでございます。 第1款財産収入、第1項財産運用収入で1万7,000円の追加。 第2款繰越金、第1項繰越金で8,000円の追加。 第3款繰入金、第1項基金繰入金で1万4,000円を減額するものでございます。 次に、歳出でございますが、第1款総務費、第1項財産区管理会費で1万1,000円の追加をするもので、境界ぐいの購入でございます。 次のページをお願いします。 議案第5号平成19年度小浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)でございます。 第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ681万3,000円を追加し、予算の総額を1億720万6,000円とするものでございます。第2条地方債の補正につきましては、第2表地方債補正によるものでございます。 次のページをお願いします。 歳入でございますけれども、主に繰越金、基金利子の確定によりその他の歳入を減額する。それと、市債の借りかえをするため新たに起債を発行するということが主な内容でございます。 第1款使用料及び手数料、第2項手数料で4,000円の減額。 第2款財産収入、第1項財産運用収入で5万5,000円の追加。 第3款繰入金で851万6,000円の減額でございます。繰り戻しでございます。一般会計繰入金で1万1,000円の追加、基金繰入金で852万7,000円の減額ということで、基金へ繰り戻しをするものでございます。 第4款繰越金、第1項繰越金で510万9,000円の追加。 第5款諸収入、第1項雑入で6万9,000円の追加。 第6款市債、第1項市債で1,010万円の追加、借換債でございます。 次に、歳出でございますが、第1款簡易水道事業費、第1項簡易水道管理費で330万9,000円の減額でございますけれども、この中には基金の積み立てとして529万7,000円を計上いたしております。 第2款公債費、第1項公債費で1,012万2,000円の追加でございまして、市債の繰上償還の元金分でございます。 次のページをお願いします。 次に、第2表地方債補正でございますけれども、追加として平成19年度から認められました補償金免除繰上償還に伴います借換債を発行するもので、限度額は1,010万円と設定するものでございます。起債の方法、利率、償還の方法につきましては記載のとおりでございますので、省略をさせていただきます。 次に、議案第6号平成19年度小浜市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)でございますけれども、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ359万3,000円を追加し、予算の総額を3,295万1,000円とするものでございます。 次のページをお願いします。 まず、歳入でございますけれども、第2款繰越金、第1項繰越金で359万3,000円を追加するものでございます。 次に、歳出でございますけれども、第1款駐車場事業費、第1項駐車場事業費で359万3,000円の追加でございまして、一般会計への繰り入れでございます。 次のページをお願いします。 議案第7号平成19年度小浜市老人医療特別会計補正予算(第3号)でございます。 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ1億4,833万9,000円を減額し、予算の総額を32億1,753万5,000円とするものでございます。 次のページをお願いします。 まず、歳入でございますけれども、主に医療給付費の減額によりまして、それぞれの歳入科目で減額補正を行っております。 第1款支払基金交付金、第1項支払基金交付金で9,858万円の減額。 第2款国庫支出金、第1項国庫負担金で6,222万5,000円の減額。 第3款県支出金、第1項県負担金で1,130万2,000円の減額。 第4款繰入金、第1項一般会計繰入金で1,384万3,000円の追加でございます。医療給付費の12分の1が市負担分ということでございまして、それらに要する経費、あるいは人件費等の繰り入れの追加でございます。 第5款繰越金、第1項繰越金で389万3,000円の追加。 第6款諸収入、第2項雑入で603万2,000円の追加でございます。 次に、歳出でございます。 第1款総務費でございますけれども、額の変更はございませんけれども財源の補正をさせていただいております。 第2款医療諸費、第1項医療諸費で1億5,171万8,000円の減額でございまして、医療費の減に伴うものでございます。 第3款諸支出金、第1項償還金で337万9,000円の追加でございます。平成18年度県負担金の返還に伴うものでございます。 次のページをお願いします。 次に、議案第8号 平成19年度小浜市下水道事業特別会計補正予算(第4号)でございます。 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ7,723万2,000円を追加し、予算の総額を29億5,634万2,000円とするものでございます。第2条繰越明許費につきましては第2表によりまして、第3条地方債の補正につきましては第3表地方債補正によりまして、後ほどご説明を申し上げます。 次のページをお願いします。第1表の歳入歳出予算補正でございます。 まず、歳入の第2款使用料及び手数料、第1項使用料で62万4,000円の追加でございます。主に下水道使用料でございます。 第3款国庫支出金、第2項委託金で5,000円の減額。 第5款繰入金、第1項一般会計繰入金で3,424万1,000円の減額でございまして、公債費の分でございます。 第6款繰越金、第1項繰越金で625万3,000円の追加。 第7款諸収入で1,480万1,000円の追加でございます。第2項貸付金元金収入で210万6,000円の減額、第3項雑入で1,690万7,000円の追加でございます。主なものとしては、小浜病院からの補償金で512万円、消費税還付金で1,172万6,000円でございます。 第8款市債、第1項市債で8,980万円の追加でございます。 次に、歳出でございますけれども、第1款下水道事業費で145万4,000円の減額でございます。第1項下水道管理費で657万3,000円の減額でございます。第2項下水道建設費で511万9,000円の追加でございます。上水道移転補償費の確定に伴います組み替え補正が主なものでございまして、工事請負費に追加補正をいたしております。 第2款公債費、第1項公債費で7,868万6,000円の追加でございます。この中には、市債の繰上償還元金分9,413万4,000円が含まれております。 次のページをお開きください。 第2表繰越明許費でございますが、下水道事業費、第2項下水道建設費の管渠整備事業におきまして、3億4,300万円を翌年度に繰り越しするものでございます。繰り越し理由につきましては、工事箇所が地域住民の生活関連道路であるため、交通量が多く施工時期を分散する必要があり、同時施工が困難となったことによるものが1つの理由と言えますし、また、遠敷地区の一部におきましては、予想以上に地下水位が高く、当初想定した工程におくれが生じたことによるものでございます。 次に、第3表地方債補正でございますけれども、追加といたしまして補償金免除繰上償還に伴い、借換債を9,410万円を限度として発行するものでございます。起債の方法、利率、償還の方法につきましては記載のとおりでございますので、省略をさせていただきます。 次に、変更でございますが、公共下水道事業におきまして、限度額を430万円減額し、12億3,630万円とするもので、起債の方法、利率、償還の方法につきましては補正前に同じでございます。 次のページをお願いします。 次に、議案第9号平成19年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)でございますけれども、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ139万5,000円を追加し、予算の総額を4億4,936万円とするものでございます。第2条の繰越明許費につきましては、第2表繰越明許費によってご説明を申し上げます。 次のページをお願いします。 まず、歳入でございますけれども、主に前年度繰越金あるいは基金利子の確定に伴いまして、他の収入科目を減額するという内容でございます。 第1款使用料及び手数料で15万6,000円の減額、第1項使用料で17万円の減額、第2項手数料で1万4,000円の追加。 第2款財産収入、第1項財産運用収入で20万2,000円の追加。 第3款繰入金で1,268万5,000円の減額、一般会計繰入金で73万2,000円の減額、基金繰入金で1,195万3,000円の減額で、繰り戻しをするということでございます。 第4款繰越金、第1項繰越金で1,406万4,000円の追加。 第5款諸収入、第1項雑入で3万円の減額でございます。 次に、歳出でございますが、第1款農業集落排水事業費、第1項農業集落排水事業費で296万4,000円の追加でございます。この中には、基金への積み立て1,653万9,000円が含まれております。 第2款公債費、第1項公債費で156万9,000円の減額でございまして、利子の減額となっております。 次のページをお願いします。 次に、第2表繰越明許費でございますが、第1款農業集落排水事業費、第1項農業集落排水事業費の農業集落排水施設建設事業におきまして440万円を翌年度に繰り越しするものでございます。内容につきましては、法海地係の加斗地区農業集落排水汚水管渠の敷設がえ工事に係る工事でございます。繰り越し理由は、西日本高速道路株式会社が整備する市道法海幹線の仮設道路、迂回路の整備着手がおくれたために、この事業も連動しておくれたということでございます。 次に、議案第10号平成19年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第2号)でございます。 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ337万2,000円を追加して、予算の総額を6,964万1,000円とするものでございます。 次のページをお願いします。 歳入の補正でございますけれども、主に前年度繰越金の確定に伴います各科目の補正でございます。 第1款使用料及び手数料、第1項使用料で41万5,000円の減額。 第2款財産収入、第1項財産運用収入で2万円の追加。 第3款繰入金、第1項一般会計繰入金で1万6,000円の減額。 第4款繰越金、第1項繰越金で375万4,000円の追加。 第5款諸収入、第1項雑入で2万9,000円の追加でございます。 次に、歳出でございますけれども、第1款漁業集落環境整備事業費、第1項漁業集落環境整備事業費で337万2,000円の追加でございまして、主な内容は基金への積立金222万円でございます。 第2款公債費でございますけれども、財源の補正をしておりまして、額の変更はございません。 次のページをお願いします。 次に、議案第11号平成19年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)でございます。 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ5,914万4,000円を追加し、予算の総額を26億1,048万2,000円とするものでございます。 まず、歳入でございますが、第1款保険料、第1項介護保険料で6万円の追加。 第2款サービス収入、第1項介護予防給付費等収入で287万9,000円の減額。 第5款国庫支出金で1,506万9,000円の追加でございます。第1項国庫負担金で1,027万5,000円の追加、第2項国庫補助金で479万4,000円の追加でございます。いずれも保険給付費の増に伴うものでございます。 第6款支払基金交付金、第1項支払基金交付金で1,929万3,000円の追加でございます。 第7款県支出金では985万6,000円の追加でございまして、県負担金で995万4,000円、県補助金で9万8,000円の減額ということでございます。 第8款財産収入、第1項財産運用収入で9,000円の追加。 第9款繰入金、第1項一般会計繰入金で801万9,000円の追加、市の定率負担分12.5%分でございます。 第10款繰越金、第1項繰越金で1,032万3,000円の追加。 第11款諸収入、第2項雑入で60万6,000円の減額でございます。 次に、歳出でございますけれども、第1款総務費、第1項総務管理費で105万円の追加ということでございます。介護保険料の激変緩和措置の継続対応など、医療保険制度改正に伴います介護保険の電算システム改修に係ります委託料でございます。 第2款保険給付費でございますが、6,224万1,000円の追加でございます。第1項介護サービス等諸費で7,924万5,000円の追加ということでございます。居宅介護で3,800万余り、地域密着型介護で1,000万余り、施設介護で4,300万余り、追加補正をさせていただいております。第2項介護予防サービス等諸費で1,596万8,000円の減額、高額介護サービス等費で36万4,000円の追加、特定入所者介護サービス等費で140万円の減額でございます。 第3款介護サービス事業費、第1項介護予防支援事業費で155万2,000円の減額でございます。 第5款地域支援事業費、第2項包括的支援事業、任意事業費で127万8,000円の減額でございます。この任意事業費の中の主なものでございますけれども、配食サービスをやっておりますけれども、当初予算計上した人数よりも利用者が少なかったということで減額補正をさせていただいております。 第6款基金積立金、第1項基金積立金で1万円の追加。 第7款予備費、第1項予備費で132万7,000円の減額でございます。 次に、議案第12号でございますけれども、平成19年度小浜市水道事業会計補正予算(第3号)でございます。 まず、第2条の業務予定量でございますけれども、第3期拡張工事及び改良工事事業費1億5,873万8,000円を1億2,434万8,000円に改めるものでございます。 第3条収益的収入及び支出の収入の部でございますけれども、第1款事業収益で242万3,000円の減額、内訳は、第1項営業収益で246万5,000円の減額、主なものは水道加入金240万円の減額でございます。第2項営業外収益で4万2,000円の追加。 支出の部でございますが、第1款事業費で2,642万7,000円の追加、第1項営業費用で642万8,000円の追加、営業外費用で1,999万9,000円の追加、これは消費税でございまして、営業費用につきましては減価償却費、資産減耗費等の追加をいたしております。 次のページをお願いします。 第4条資本的収入及び支出についてでございますが、まず、収入の部で、第1款資本的収入で2億4,537万2,000円の追加でございます。第1項企業債で2億5,670万円の追加、これは市債の繰上償還等に伴います起債の発行でございます。第3項工事負担金で1,058万8,000円の減額、第4項他会計負担金で74万円の減額、若狭消防組合からの負担金でございます。 次に、支出でございますが、第1款資本的支出におきまして2億1,993万2,000円を追加するものでございます。第1項建設改良費で3,729万8,000円の減額、拡張事業、改良事業等の精算に伴うものでございます。第2項企業債の償還金2億5,723万円でございますが、企業債の繰上償還借りかえ等に要する経費でございます。 次に、第5条企業債につきましては追加でございます。公営企業借換債で発行限度額を8,320万円と、それから借換債補償金免除繰上償還で発行限度額を1億7,350万円とそれぞれ設定させていただくものでございます。起債の方法、利率、償還の方法につきましては記載のとおりでございますので、省略をさせていただきます。 第6条議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与費で612万円を減額するものでございます。 以上、議案第2号から議案第12号までの予算に関連いたします議案の説明とさせていただきます。 よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(富永芳夫君) 休憩いたします。午後1時再開いたします。                              午後0時01分休憩                              午後1時00分再開 △質疑 ○議長(富永芳夫君) 再開いたします。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 10番、宮崎治宇蔵君。 ◆10番(宮崎治宇蔵君) それでは、3点ほど質問をいたします。 議案第2号 平成19年度小浜市一般会計補正予算、歳入についてでございますが、市税についてお伺いします。 先ほど説明では、今回の補正予算では固定資産税が1,700万円の増、それから市民税が1,700万円の減ということでございましたけれども、個人・法人税の増加要因はなかったのかどうか、どういう状況であったのか、個人・法人税の状況についてお伺いしたいと思います。 それからもう1点は、地方交付税でございますが、38億6,900万円ということで、前年度比99.6、マイナスの1,617万円の減となっておりますが、この金額をどのように見ておられるのか、どのような金額を見込んでおられたのかお伺いをいたします。 それからもう1点は、議案第11号 平成19年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算でございますが、この予算では5,914万円の増ということでございましたけれども、説明書の90ページに保険給付費として居宅介護サービス給付費3,873万円、施設介護サービス給付費4,345万円、これは補正で増になっているわけですけども、この伸びた要因、これをお伺いします。 それから、介護予防サービス給付費として1,378万円減になっているわけですけども、この減になった要因についてもお伺いいたします。 以上、3点お願いします。 ○議長(富永芳夫君) 税務課長、古田君。 ◎総務部税務課長(古田幸男君) 補正で上げさせていただきましたのは、市民税では1,700万円の減額とさせていただきましたが、これは19年度におきまして、税源移譲によりまして個人住民税が大幅に増額となりました。そこで、19年度の予算を上げるときに増額をしたために、今回見積もりが若干多めでありまして、減額というふうにさせていただきました。それで、市民税では、個人市民税と法人市民税を合わせてさせていただいておりますが、伸びておりますのは個人市民税の方でありまして、法人市民税におきましては例年とほぼ変わらないと。横ばいか、あるいは若干下回るんじゃないかなというふうに見ております。 それで、全体で2億8,000万円ほど増額になっているわけですが、ほとんどが個人市民税でありまして、先ほど申し上げましたように税源移譲によります増額であります。そのほかにつきましては、大体例年並みでございます。 以上でございます。 ○議長(富永芳夫君) 財政課長、山本君。 ◎総合政策部財政課長(山本博君) 交付税でございますが、普通交付税、予算では33億1,900万円、特別交付税につきましては5億5,000万円を当初予算で計上いたしております。普通交付税につきましては決算見込みで34億3,539万7,000円、これは確定いたしておりますが、特別交付税につきましてはまだ確定がいたしていないということで、予算額に比べますと、特別交付税が当初予算の5億5,000万円、同額として仮定した場合、決算では、普通交付税34億3,539万7,000円と特別交付税5,000万円を合わせまして39億8,539万7,000円で、当初予算対比に3%の増となっております。 以上でございます。 ○議長(富永芳夫君) 福祉環境部長、大江君。 ◎福祉環境部長(大江正男君) 介護保険の増減について説明をさせていただきます。 議員ご承知のとおり、介護保険制度は平成12年度に創設されて以来、数々の改正が行われてきました。特に、平成18年度からの改正で、施設介護から在宅介護と、また予防重視の方針が打ち出されているところでございます。これらのことにつきましても、本市におきましても介護保険計画やこすもすプラン等で取り組んでおります。今回は3月補正の精算に伴うものでございまして、在宅サービスと施設サービス給付費がふえて介護予防サービスが減った要因でございますけども、主な要因につきましては、介護保険給付費の中で居宅介護、当初728人で予定しておりましたけれども、今回は674人になりました。しかしながら、人数は減りましたけれども1人当たりが利用するサービスの種類がふえたため、例えば、今までですと4種類だったわけですけれども、このごろ4.2種類という形にふえてございます。中身でいいますと、例えばデイサービスとかヘルプサービス事業とか、福祉用具とか住宅改修等々の事業がございます。それらを利用者の方が選択されたために、4種類が4.2種類にふえたというのが要因でもございます。 サービスの多様化が大きな要因でございまして、もう一つは、大きな要因といたしまして施設介護がございます。これにつきましても1人当たりの単価がふえてございます。利用者もふえてございます。369人が373人になりまして、4人ふえてございます。単価も一人頭24万4,000円余りが25万円余りになってございます。これらが主な要因でふえたことでございます。 また、介護予防サービス等の諸経費が減ったという形につきましては、一番大きな要因につきましては、ケアプラン作成費の件数が減ったことが大きな要因でございます。委託の中で新規、直営等々があるんですけども、総体的に人数で申し上げますと、3,213名が2,533名、680人が減っています。これらが増減の主な要因でございます。 今回の補正につきましては、精算に伴い金額は増減しておりますけども、今後の取り組みといたしましても、介護保険のみならず病気になる前にまず予防という観点から、予防対策に十分力を注いでまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(富永芳夫君) 10番、宮崎治宇蔵君。 ◆10番(宮崎治宇蔵君) ほぼわかりました。1点だけ、市税について再度お伺いいたします。 今の説明では、個人の税が伸びたということで、その要因については今説明がございましたけども、それで、あと法人等の状況とか等につきましてどういう、今の状況についてもう少しお伺いしたいと思います。今、全国的には法人の伸びが言われているわけですけども、そういう点では、小浜の場合、法人等、伸びる要素はないのかどうかお伺いしたいと思います。 ○議長(富永芳夫君) 税務課長、古田君。 ◎総務部税務課長(古田幸男君) 法人につきましては、現在、地元の中小企業が伸びておりますけれども、あとの大手企業といいますか、大きな企業につきましては下がっておりまして、全体としますと若干、18年度に比べますと下がってくるというふうに見ております。固定資産税につきましては、これも非木造等大きな建物は少なくて、小さい木造家屋等の新築・増築とかふえておりますので、土地は全体に下がっておりまして家屋については伸びておりますので、全体としますと固定資産税については若干伸びるだろうと思います。 それから、軽自動車税につきましては、今、登録台数がふえておりますので、これも少し伸びると思いますし、たばこ税につきましては、18年度の税制改正で税率を上げた関係で少し伸びましたけれども、19年度におきましてはほぼ横ばいであるというふうに見ております。 それから、都市計画税につきましても、市街地の土地については下落しておりますので下がっておりますが、家屋につきましては、木造住宅の増で、これも少し伸びるというふうに見ておりまして、全体で申し上げますと、19年度は先ほど申し上げましたように、個人住民税がどんと上がっておりました関係で、全体では18年度に比べますと19年度はそれほど伸びておるということでございます。 ○議長(富永芳夫君) ほかに質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △委員会付託省略 ○議長(富永芳夫君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第2号より議案第12号までは、小浜市議会会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。          (異議なし) ○議長(富永芳夫君) ご異議なしと認めます。よって、議案第2号より議案第12号までは委員会の付託を省略することに決しました。 △討論 ○議長(富永芳夫君) これより討論に入ります。討論はありませんか。--討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。 △採決 ○議長(富永芳夫君) これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は17名であります。 議案第2号平成19年度小浜市一般会計補正予算(第5号)を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (全員挙手) ○議長(富永芳夫君) 挙手全員であります。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。 ○議長(富永芳夫君) 議案第3号平成19年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (全員挙手) ○議長(富永芳夫君) 挙手全員であります。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 ○議長(富永芳夫君) 議案第4号平成19年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (全員挙手) ○議長(富永芳夫君) 挙手全員であります。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。 ○議長(富永芳夫君) 議案第5号平成19年度小浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (全員挙手) ○議長(富永芳夫君) 挙手全員であります。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。 ○議長(富永芳夫君) 議案第6号平成19年度小浜市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (全員挙手) ○議長(富永芳夫君) 挙手全員であります。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 ○議長(富永芳夫君) 議案第7号平成19年度小浜市老人医療特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (全員挙手) ○議長(富永芳夫君) 挙手全員であります。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。 ○議長(富永芳夫君) 議案第8号平成19年度小浜市下水道事業特別会計補正予算(第4号)を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (全員挙手) ○議長(富永芳夫君) 挙手全員であります。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。 ○議長(富永芳夫君) 議案第9号平成19年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (全員挙手) ○議長(富永芳夫君) 挙手全員であります。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 ○議長(富永芳夫君) 議案第10号平成19年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (全員挙手) ○議長(富永芳夫君) 挙手全員であります。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。 ○議長(富永芳夫君) 議案第11号平成19年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (全員挙手) ○議長(富永芳夫君) 挙手全員であります。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。 ○議長(富永芳夫君) 議案第12号平成19年度小浜市水道事業会計補正予算(第3号)を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (全員挙手) ○議長(富永芳夫君) 挙手全員であります。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 △議案第13号から議案第50号まで ○議長(富永芳夫君) 日程第4 議案第13号平成20年度小浜市一般会計予算より議案第50号小浜市道路線の認定および変更についてまでを一括議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(富永芳夫君) 提案理由の説明を求めます。 市長、村上利夫君。 ◎市長(村上利夫君) それでは、ただいま日程第4をもちまして議題に供していただきました議案第13号から議案第50号までにつきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 まず、議案第13号平成20年度小浜市一般会計予算でございますが、予算の規模を134億9,803万4,000円とさせていただくもので、対前年度比で19.1%の減となります。 また、議案第14号平成20年度小浜市国民健康保険事業特別会計予算から議案第25号平成20年度小浜市水道事業会計予算までの特別会計と企業会計ならびに一般会計を合わせた総予算規模は243億4,088万9,000円で、対前年度比で18.8%の減となります。 平成20年度予算につきましてはいわゆる骨格予算とし、中長期財政計画および集中改革プランに基づき編成をいたしました。歳入におきましては、市税・使用料等の徴収強化、受益者負担金の適正化、地方財政計画に基づく地方交付税等の確保、保有地の売却等の財源確保に努める一方、歳出におきましては、限られた財源の重点的かつ効率的な配分に努めるとともに、道路整備等の継続事業やいきいきまちづくりプラン推進事業のような中長期ビジョンで進めている事業、市民提案事業等の政策的経費については、当初予算から計上をいたしました。具体的には次の7項目に重点を置き、予算編成を行いました。 まず、「産業・生活の基盤づくり」につきましては、引き続き嶺南地域鉄道整備基金負担金や舞鶴若狭自動車道関連事業、地域生活路線バス運行対策事業等に所要額を計上するとともに、新規事業として、今富地区の生活道路や情報板の整備を行うまちづくり交付金事業に所要額を計上させていただきました。 「美食の郷・食のまちづくり」につきましては、いきいきまちづくりプラン推進事業、食のまちづくり推進事業や御食国若狭おばま食の教育推進事業等に所要額を計上するとともに、新規事業として、市民提案による水は御食国若狭おばまの宝もの事業や産学官水産研究事業補助金、若狭塗り箸地域ブランド力強化事業、マイ箸運動で地球温暖化にストップ事業等に所要額を計上させていただきました。 「心やすらぐ福祉・環境のまちづくり」につきましては、障害者自立支援法関連事業やつどいの広場事業等に所要額を計上するとともに、新規事業として後期高齢者医療制度に係る療養給付費負担金、新今富保育園建設事業等に所要額を計上させていただきました。 「活力ある産業・観光づくり」につきましては、中山間地域総合整備事業、農地・水・農村環境保全向上活動支援事業補助金、企業立地推進事業、若狭おばま活性化イベント推進事業、友好都市交流事業等に所要額を計上させていただきました。 「誇りある人づくりと歴史文化の振興」につきましては、国富小学校大規模改修事業に所要額を計上するとともに、新規事業として、市民提案による「ちりとてちん」若狭おばま寄席事業や、文化会館大ホール座席改修等に所要額を計上させていただきました。 「健全な財政運営と市民の行政への参画」については、新規事業等としてさきの項目で個々に述べましたが、市民提案事業である3事業等を実施することといたしました。 拉致被害者等支援につきましては、引き続き拉致被害者等生活相談等事業等に所要額を計上させていただきました。 次に、議案第26号小浜市特別会計条例の一部改正についてでございますが、高齢者の医療の確保に関する法律の規定に基づき、後期高齢者医療に係る特別会計を設ける必要があること、また、特別会計の事業の順序を、現在の設立順から事業の目的別に変更いたしたく、所要の改正をお願いするものであります。 次に、議案第27号小浜市営駐車場設置および管理条例の一部改正についてでございますが、市営駅前駐車場は、時間制およびパスカード制と月決め制の2方式に区分して管理運営していますが、チェーンゲートに係る機器の劣化および利用者の減少が続くため、月決め制を廃止し、時間制およびパスカード制の駐車場に一元化し管理運営をいたしたく、所要の改正をお願いするものであります。 次に、議案第28号小浜市市税条例の一部改正についてでございますが、税納付の平準化を図るため、市県民税、固定資産税、国民健康保険税の3税の納期が重なる1月納期の市税のうち、固定資産税第4期納期を2月に変更いたしたく、所要の改正をお願いするものであります。 次に、議案第29号小浜市都市計画税条例の一部改正についてでございますが、議案第28号と同様の趣旨等により、所要の改正をお願いするものであります。 次に、議案第30号企業立地の促進等による地域における産業集積の形成および活性化に関する法律に基づく市税条例の特例に関する条例の制定についてでございますが、通称企業立地促進法が昨年6月に施行され、同年10月に同法に基づく基本計画が国の同意を得たことに伴い、本市の企業誘致を積極的に推進するため、固定資産税の課税免除等に係る小浜市市税条例の特例に関する条例の制定をお願いするものであります。 次に、議案第31号御食国若狭おばま食文化館の設置および管理に関する条例の一部改正についてでございますが、学校教育法において、盲学校、聾学校、養護学校が障害種別を超えた特別支援学校に一本化されたことに伴い、所要の改正をお願いするものです。 次に、議案第32号小浜市企業振興条例の一部改正についてでございますが、情報通信技術の高度化、経済活動のサービス化等の進展等に伴う産業構造の変化に対応するため、昨年11月、総務省において日本標準分類が大幅に改定されたことに伴い、所要の改正をお願いするものです。 次に、議案第33号小浜市後期高齢者医療に関する条例の制定についてでございますが、後期高齢者医療の保険料徴収および被保険者の申請・届け出等の窓口業務等について、市の条例で定める必要があるため、条例の制定をお願いするものであります。 次に、議案第34号小浜市介護保険条例の一部を改正する条例の一部改正についてでございますが、平成18年度、平成19年度に実施した税制改正に係る介護保険料の激変緩和措置について、平成20年度においても継続して実施するため、所要の改正をお願いするものです。 次に、議案第35号小浜市快適で暮らしやすい環境をつくる条例の制定についてでございますが、近年、空き缶のポイ捨て、犬猫の管理・ふんの放置、深夜花火、空き地の管理などに対する苦情、相談が多数寄せられている現状において、啓発活動のみでは対応が難しい迷惑行為を規制するとともに、市、市民、事業者の責務を明らかにし、市民が快適で暮らしやすい生活環境の保全と創造に取り組むため、条例の制定をお願いするものです。 次に、議案第36号小浜市リサイクルプラザの設置および管理に関する条例の制定についてでございますが、現在、深谷区に建設を進めておりますリサイクルプラザが本年4月1日から供用を開始するため、地方自治法第244条の2第1項の規定に基づき条例の制定をお願いするものです。 次に、議案第37号小浜市廃棄物の処理および清掃に関する条例の一部改正についてでございますが、本年7月からは、ごみの分別徹底を図るため新たに可燃ごみ用に半透明の袋を導入すること等に伴い、所要の改正をお願いするものです。 次に、議案第38号小浜市立小学校および中学校の設置および管理条例の一部改正についてでございますが、小浜小学校の移転による位置の変更および下根来小学校の廃止に伴い、所要の改正をお願いするものです。 次に、議案第39号小浜市立小学校および中学校教育機器、備品等整備基金の設置および管理に関する条例の一部改正についてでございますが、現在保有している基金について、果実運用方式から基金取り崩し型に転換いたしたく所要の改正をお願いするものです。 次に、議案第40号小浜市公民館設置条例の一部改正についてでございますが、議案第38号に関連し、下根来小学校の廃止に伴い、同小学校内に設置している下根来公民館を廃止するため、所要の改正をお願いするものです。 次に、議案第41号福井県自治会館組合規約の変更についてでございますが、地方自治法の一部を改正する法律の公布により、会計管理者を置くことおよび吏員制度の廃止等に伴い組合規約の一部を変更する必要があるため、議会の議決をお願いするものです。 次に、議案第42号福井県後期高齢者医療広域連合規約の変更についてでございますが、高齢者の医療の確保に関する法律施行令の全部改正等に伴い、福井県後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更する必要があるため、議会の議決をお願いするものです。 次に、議案第43号小浜市とおおい町との廃棄物(し尿)の処理に関する事務の事務委託に関する規約の変更についてでございますが、本年3月31日付をもって事務委託に関する規約の期限が満了となります。引き続き3年間の延長をすることに伴い規約を変更する必要があるため、議会の議決をお願いするものです。 次に、議案第44号小浜市と若狭町との廃棄物(し尿)の処理に関する事務の事務委託に関する規約の変更についてでございますが、議案第43号と同様に、若狭町との事務委託についても規約を変更する必要があるため、議会の議決をお願いするものであります。 次に、議案第45号小浜市とおおい町との廃棄物(不燃物)の処理に関する事務の事務委託についてでございますが、平成17年5月から平成20年3月末までの間、クリーンセンターから排出された焼却灰を、おおい町名田庄環境クリーンセンターにおいて埋立処分したことに対応し、おおい町名田庄地域から排出される不燃物を本市のリサイクルプラザで処分することの事務委託について、規約を定める必要があるため、議会の議決をお願いするものであります。 次に、議案第46号おおい町と小浜市との廃棄物(不燃物)の処理に関する事務の事務委託の廃止についてでございますが、平成17年5月から本市の廃棄物(不燃物)の処理をおおい町に委託してきましたが、リサイクルプラザが平成20年4月1日から供用開始になるに伴い、委託の必要がなくなったため、事務委託の廃止について議会の議決をお願いするものであります。 次に、議案第47号若狭町と小浜市との廃棄物(不燃物)の処理に関する事務の事務委託の廃止についてでございますが、議案第46号と同様の理由により、若狭町との事務委託の廃止について議会の議決をお願いするものです。 次に、議案第48号新たに生じた土地の確認についてでございますが、小浜漁港区域内の仏谷地先において、公有水面埋め立てにより新たに土地が生じたことに伴い、その確認をするため地方自治法の規定により議会の議決をお願いするものです。 次に、議案第49号字の区域の変更についてでございますが、小浜漁港区域内の仏谷地先において、公有水面の埋め立てにより新たに生じた土地を地先に編入いたしたく、地方自治法の規定により議会の議決をお願いするものであります。 次に、議案第50号小浜市道路線の認定および変更についてでございますが、道路法第8条の規定により、神宮寺忠野線および太興寺国分線を新たに市道路線に認定し、また、同法第10条の規定により、飯盛線の起点および終点を変更させていただきたく、議会の議決をお願いするものであります。 以上がご提案申し上げたい案件の概要でございまして、内容の詳細につきましては、このあと担当職員からご説明を申し上げますので、よろしくご審議をお願い申し上げます。 ○議長(富永芳夫君) 総合政策部長、東君。 ◎総合政策部長(東武雄君) それでは、私の方から平成20年度予算書に従いまして、議案第13号から議案第25号までの予算関係議案につきましてご説明を申し上げます。 まず、1ページをお願いいたします。 議案第13号平成20年度小浜市一般会計についてでございますが、第1条、歳入歳出予算の総額につきましては、歳入歳出それぞれ134億9,803万4,000円と定めるものでございます。小浜小学校やリサイクルプラザの建設が終了したことから、対前年度比、額にして31億8,671万1,000円の減、率にして19%の減となっております。 第2条の債務負担行為の設定につきましては第2表により、第3条の地方債の発行条件等につきましては第3表により、第4条の一時借入金につきましては借り入れの最高額を20億円と定めるものでございます。 次のページをお願いします。 第5条の歳出予算の流用でございますが、各項に計上した給料、職員手当等、および共済費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項間の流用という形で設定させていただくものでございます。 次のページをお願いします。 それでは、第1表、歳入歳出予算の説明をさせていただきます。 まず、歳入でございますが、第1款市税で38億4,511万1,000円を見込みまして、対前年度比1,003万1,000円の増となっております。内訳でございますけれども、市民税におきましては、個人では住宅ローンに係ります控除で若干の減、法人におきましては微増を見込んで、対前年度2,300万円減の16億5,510万円を計上しております。第2項の固定資産税におきましては、家屋の新増築等を見込んで、対前年2,683万2,000円増の16億8,571万1,000円を計上しております。第3項軽自動車税につきましては対前年度20万円増の6,350万、市たばこ税につきましては、前年同額の1億9,100万円、都市計画税につきましては、対前年600万円増の2億4,980万円を見込んでおります。特別土地保有税につきましては、収入がなくなりましたので廃項とさせていただきました。 第2款地方譲与税でございますけれども、1億6,600万円を計上しております。内訳は、自動車重量譲与税で1億2,400万円、前年度と同額でございます。地方道路譲与税で4,200万円で、対前年度200万円の減となっています。 第3款利子割交付金、第1項利子割交付金で2,100万円。 第4款配当割交付金、第1項配当割交付金で1,500万円、対前年300万増でございます。 第5款株式等譲渡所得割交付金、第1項株式等譲渡割交付金でございますが、対前年200万円減の700万円でございます。 第6款地方消費税交付金、第1項地方消費税交付金につきましては、対前年2,600万円減の3億1,000万円でございます。 第7款自動車取得税交付金、第1項自動車取得税交付金につきましては、対前年600万円減の8,200万円。 第8款地方特例交付金につきましては、3,250万円を計上しております。第1項地方特例交付金につきましては、新たに市民税の住宅ローンの減税分が補填されることになりましたので、前年度比1,150万円増の2,350万円。特別交付金につきましては、住民税の特別減税の補填が段階的に廃止されることから、対前年度1,200万円減の900万円を計上しております。 次のページをお願いします。 第9款の地方交付税につきましては、39億1,300万円で、対前年度1.1%増、額にして4,400万円増となっています。内訳でございますが、普通交付税につきましては、地方再生対策費の上積み等もありまして、対前年2.5%増額でございます。8,400万円の増額でございます。トータルで34億300万円を予算化しております。特別交付税につきましては、対前年4,000万円減の5億1,000万円を見込んでおります。 第10款交通安全対策特別交付金、第1項交通安全対策特別交付金で450万円でございます。 第11款分担金及び負担金、第1項負担金で3億7,868万2,000円。 第12款使用料及び手数料で3億2,397万7,000円、1項使用料で2億7,269万円、第2項手数料で5,128万7,000円でございます。 第13款国庫支出金で9億3,293万2,000円、対前年4億9,240万3,000円の減ということになっております。第1項国庫負担金で5億7,714万9,000円、2項国庫補助金で3億4,266万3,000円で、小浜小学校、リサイクルプラザ等の完了によりまして、国庫補助金につきましては対前年比5億1,400万余りの減ということでございます。3項委託金で1,312万円でございます。 第14款県支出金で11億6,389万4,000円でございます。県負担金で3億2,846万1,000円、2項の県補助金で7億5,297万8,000円、第3項委託金で8,245万5,000円でございます。 次に、第15款財産収入でございます。2億957万2,000円でございまして、第1項財産運用収入で2,857万2,000円、第2項財産売払収入で1億8,100万円でございます。今年度、観海寮、福寿園跡地の売却を予定しておりまして、対前年度1億6,550万円増加いたしております。 第16款寄附金、第1項寄附金で30万1,000円でございます。 第17款繰入金で3億9,276万2,000円です。第1項特別会計繰入金で606万5,000円、駐車場事業特別会計からの繰り入れでございます。第2項の基金繰入金につきましては3億8,669万7,000円でございます。このうち、財政調整基金からの繰り入れは2億3,491万5,000円を予定いたしているところでございます。 第18款繰越金、第1項繰越金で1,000万円でございます。 第19款諸収入で6億5,720万3,000円でございます。内訳は、第1項延滞金、加算金および過料で400万円、第2項市預金利子で54万円4,000円、第3項貸付金元利収入で3億9,441万9,000円、第4項受託事業収入で2,014万9,000円、第5項雑入で2億3,809万1,000円でございます。 第20款市債、第1項市債で10億3,260万円でございます。対前年比18億6,010万円の減となっています。 次のページをお願いします。 次に、歳出でございます。まず人件費でございますが、それぞれの会計に予算を計上いたしております。昨年度の当初予算と比較をいたしますと、職員数が11名減の、4役を含めて346人となることから、全会計合わせますと27億8,345万6,000円で、対前年度9,644万4,000円の減となっております。3.3%の減でございます。 本来ですと、各会計ごとに説明をすべきところではございますけれども、まことに勝手ながら省略をさせていただきます。ご了承を賜りたいと存じます。 それでは、順次ご説明を申し上げます。 まず、第1款の議会費でございますけれども、1億7,405万8,000円でございます。対前年度482万円の減額でございまして、その主な要因は政務調査費で444万円の減となっております。 次に、第2款総務費で16億4,209万4,000円でございます。第1項総務管理費で12億8,688万8,000円、徴税費で1億8,955万8,000円、戸籍住民基本台帳費で1億723万1,000円、選挙費で2,392万2,000円、この中には市長選挙費、農業委員会委員選挙費等を含んでおります。5項統計調査費で482万4,000円、監査委員費で2,967万1,000円でございます。 次に、第3款民生費でございます。33億449万9,000円でございます。対前年2億1,503万9,000円の増ということでございます。第1項社会福祉費で17億4,950万8,000円でございます。対前年比1億円余りふえております。この中には、後期高齢者医療療養給付費負担金等を新たに計上いたしております。2項の児童福祉費で12億7,607万2,000円でございまして、この中には新今富保育園の建設設計に係る補助金を計上いたしております。第3項の生活保護費で2億7,891万9,000円でございます。 第4款衛生費で15億1,343万4,000円、第1項保健衛生費で6億3,200万2,000円でございます。2項の清掃費でございますけれども、8億8,143万2,000円でございます。この中には、青井にございます清掃センターを解体いたしまして、ストックヤードを建設するための経費1億8,500万円を計上しておりますし、なおまた、この4月から供用を開始いたしますリサイクルプラザの運転管理委託費8,479万8,000円も計上いたしております。 第5款労働費、第1項労働諸費で1億9,291万9,000円でございます。 第6款農林水産業費で11億2,418万5,000円でございます。第1項農業費で7億2,830万1,000円でございまして、この中には和久里地係に予定をいたしております農産物加工施設の建設費1億2,185万円を計上いたしております。第2項の林業費でございますが、1億1,144万3,000円でございます。第3項水産業費で2億8,444万1,000円でございます。 次に、第7款商工費、第1項商工費で5億9,358万1,000円でございます。この中には、マイ箸運動等を実施して若狭塗り箸の活性化を図る、若狭塗り箸地域ブランド力強化事業に要する経費582万円、この6月に計画をいたしております生涯食育推進大会に要する経費69万8,000円、市民提案事業であります「水は御食国若狭おばまの宝もの」事業に対する補助金80万円、同じく市民提案事業であります、マイ箸運動で地球温暖化にストップ事業に対する補助金30万円等を計上いたしております。 次に、第8款土木費で15億2,835万7,000円でございます。土木管理費で434万3,000円、道路橋梁費で2億6,559万1,000円でございます。この中には、新たに国のまちづくり交付金事業の採択を受けまして、平成20年度から平成24年度にかけまして、今富地区の道路改良あるいは防犯灯の設置、案内板の設置等、面的な整備を図るための経費7,224万2,000円を計上いたしております。全体事業として2億9,000万円を見込んでおります。 次に、第3項河川費で1,047万1,000円、都市計画費で11億4,761万9,000円、住宅費で1億33万3,000円でございます。 第9款消防費、第1項消防費で5億2,892万4,000円。 第10款教育費で11億2,306万4,000円でございまして、教育総務費で1億2,527万円、2項小学校費で4億1,508万7,000円、この中には国富小学校の大規模改修事業費1億4,130万円を計上しております。中学校費で1億540万円、幼稚園費で3,404万8,000円、社会教育費で2億9,697万1,000円でございます。この中には、文化会館大ホールの移動席を更新するための経費500万円、市民提案事業でございます「ちりとてちん」放映の効果を継続し、市内各地で上方落語寄席を開催するための補助金74万円を計上しております。第6項保健体育費で1億4,628万8,000円でございます。 第11款公債費、第1項公債費で17億6,291万9,000円。 第12款予備費、第1項予備費で1,000万円でございます。 次に、8ページでございますけれども、第2表債務負担行為の設定につきましては2件でございます。 まず、農業振興推進事業につきましては、農業経営基盤強化資金利子助成補助金でございまして、平成21年度から平成29年度までの期間で、限度額を21万9,000円と設定させていただくものでございます。小浜市土地開発公社事業資金借入金債務保証につきましては、平成20年度から平成24年度までの5年間で、限度額を4億1,689万6,000円と設定させていただくものでございます。 次のページをお願いします。 次に、第3表地方債についてでございますが、最初の水道水源開発施設整備事業から最後の臨時財政対策債までの12件の起債で、発行限度額を合計で10億3,260万円と設定させていただくものでございます。昨年と比較いたしますと、大きなプロジェクトが完了したということから18億6,010万円の減となっております。 次に、10ページをお願いします。 議案第14号平成20年度小浜市国民健康保険事業特別会計予算についてでございますが、歳入歳出予算につきましては、予算の総額を歳入歳出それぞれ31億6,695万2,000円と定めるものでございます。対前年度278万円の減となっております。 第2条の歳出予算の流用でございますが、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、保険給付費の各項に計上された予算額に過不足を生じた場合における款内でのこれらの経費の各項間の流用という形で定めさせていただくものでございます。 次のページをお願いします。 まず、第1表歳入歳出予算の歳入でございます。 第1款国民健康保険税、第1項国民健康保険税で8億1,693万2,000円でございます。対前年度2億4,305万8,000円の減ということでございます。75歳以上の保険税につきましては、後期高齢者特別会計の方で歳入されるということになりましたので、国保の方では減ということになっております。 第2款使用料及び手数料、第1項手数料で44万5,000円。 第3款国庫支出金で6億7,980万5,000円、国庫負担金で5億2,319万7,000円、国庫補助金で1億5,660万8,000円でございます。 第4款県支出金で1億3,763万2,000円で、県負担金2,304万円、県補助金が1億1,459万2,000円でございます。 第5款療養給付費交付金、第1項療養給付金交付金で1億5,004万円でございます。これにつきましても後期高齢者制度への移行で大幅に減額ということで、対前年度4億2,945万7,000円の減額となっております。 次に、第6款共同事業交付金、第1項共同事業交付金で4億1,735万2,000円でございます。 第7款前期高齢者交付金、1項前期高齢者交付金7億8,208万7,000円でございまして、老人医療から国保の方に回ってきたということで皆増でございます。60歳から74歳までの方の交付金ということでございます。 次に、第8款財産収入、第1項財産運用収入で46万5,000円。 第9款繰入金につきましては1億7,382万8,000円でございまして、他会計繰入金で1億7,382万7,000円でございます。基金繰入金で1,000円。 10款繰越金、第1項繰越金で1,000円でございます。 第11款諸収入で836万5,000円でございます。第1項延滞金、加算金及び過料で300万9,000円、市預金利子で1,000円、受託事業収入で1,000円、雑入で535万4,000円でございます。 次に、歳出でございます。 第1款総務費で5,525万3,000円でございます。第1項総務管理費で4,450万4,000円、2項徴税費で1,052万円、第3項運営協議会費で20万3,000円、第4項趣旨普及費で2万6,000円でございます。 第2款の保険給付費でございますけれども、19億6,684万2,000円でございます。内訳は、第1項療養諸費で17億6,774万6,000円で、対前年度1,137万1,000円の減ということでございますけれども、制度改正によりまして、平成20年4月から65歳以上の退職被保険者の方につきましては、退職医療制度から脱退しまして一般被保険者となるということになりまして、一般被保険者の療養給付費でございますけれども、対前年4億7,500万円余り伸びておりますし、逆に退職被保険者療養給付費につきましては4億8,600万円余り減額になるということでございます。第2項の高額療養費で1億7,949万4,000円、第3項の出産育児諸費でございますけれども1,750万円でございまして、現在1件当たり35万円出しております。その50人分を予算化いたしております。第4項の葬祭諸費でございますけれども210万円でございます。今回、75歳未満の方が対象になったというふうなことで600万余り減額になっております。1件当たり3万円の70人分を予算化いたしております。5項の移送費で2,000円でございます。 第3款の後期高齢者支援金等、第1項後期高齢者支援金等でございます。皆増でございまして、3億4,714万円でございます。これにつきましては、第5款の老人保健拠出金がこの第3款に変わったということでご理解をいただきたいと思います。 第4款の前期高齢者納付金等、第1項前期高齢者納付金等、これも皆増でございまして、36万4,000円でございます。 第5款老人保健拠出金、第1項老人保健拠出金でございますけれども、7,941万4,000円でございまして、対前年度4億2,900万余り減額になっております。この7,900万円につきましては、平成20年3月診療分に要する拠出金のみ予算を計上いたしております。 第6款の介護納付金、第1項介護納付金で1億4,074万2,000円。 第7款の共同事業拠出金、第1項共同事業拠出金で5億253万円。 第8款保健事業費で2,254万9,000円で、第1項保健事業費で775万8,000円、第2項特定健康診査等事業費で1,479万1,000円でございます。これにつきましては新規事業でございまして、高齢者の医療の確保に関する法律により、平成20年度から医療保険者が40歳から74歳までの被保険者に対しメタボリックシンドロームに着目した特定健康診査、特定保健指導を実施することが義務づけられたところでございます。保険者として被保険者の健康保持増進に寄与するとともに、生活習慣病の減少、医療費の抑制を目指す事業でございます。 次に、第9款基金積立金、第1項基金積立金で46万5,000円。 第10款諸支出金で665万3,000円で、第1項償還金および還付加算金で250万1,000円、2項貸付金で415万2,000円。 第11款予備費、第1項予備費で4,500万円でございます。 次のページをお願いします。 議案第15号平成20年度小浜市老人医療特別会計でございます。 第1条の歳入歳出予算につきましては、予算の総額を歳入歳出それぞれ3億1,792万9,000円と定めるものでございます。対前年度30億4,712万7,000円の減ということで、後期高齢者医療特別会計に移行したことによりまして、平成20年3月分の医療給付費のみを予算計上いたしております。 なお、老人医療会計につきましては、過誤調整等のために平成22年度まで存続の見込みとなっております。 次に、16ページをお願いします。 したがいまして、歳入歳出とも大幅な減ということでございます。 第1款支払基金交付金、第1項支払基金交付金で1億6,615万2,000円。 第2款国庫支出金、第1項国庫負担金で9,912万円、対前年度9億5,000万円余りの減。 第3款県支出金、第1項県負担金で2,478万円、対前年度2億3,700万円余りの減となっています。 第4款繰入金、第1項一般会計繰入金2,787万1,000円。 第5款繰越金、第1項繰越金で1,000円。 第6款諸収入で5,000円、内訳は延滞金及び加算金で2,000円、雑入で3,000円でございます。 次に、歳出でございますけれども、1款総務費、1項総務管理費で237万7,000円、レセプトの点検費用等を計上しております。 第2款医療諸費、第1項医療諸費で3億1,505万1,000円、平成20年3月分の医療諸費でございます。 第3款諸支出金、第1項償還金で1,000円。 第4款予備費、第1項予備費で50万円でございます。 次に、18ページをお願いします。 議案第16号平成20年度小浜市後期高齢者医療特別会計につきましては、平成20年度から新たに設置させていただくものでございます。 第1条の歳入歳出予算につきましては、予算の総額を歳入歳出それぞれ3億8,308万9,000円と定めるものでございます。 次のページをお願いします。 まず、歳入でございますけれども、第1款の後期高齢者医療保険料、第1項後期高齢者医療保険料で2億8,289万9,000円、現年分でございまして、特別徴収で2億5,718万1,000円、普通徴収で2,571万8,000円を予定いたしております。 第2款使用料及び手数料、第1項手数料で1,000円。 第3款繰入金、第1項一般会計繰入金で1億18万6,000円でございまして、事務費の繰り入れで1,150万6,000円、保険基盤安定繰入金で8,868万円でございます。 第4款諸収入では3,000円でございます。延滞金、加算金及び過料で1,000円、償還金及び還付加算金で1,000円、雑入で1,000円でございます。 次に、歳出でございますけれども、総務費で1,100万8,000円でございます。1項総務管理費で784万5,000円でございまして、人件費と電算委託料等を計上いたしております。2項徴収費で316万3,000円でございます。 2款後期高齢者医療広域連合納付金、1項後期高齢者医療広域連合納付金で3億7,158万円でございまして、加入者から徴収した保険料を県の広域連合に納付するものでございます。 3款の諸支出金、第1項償還金及び還付加算金で1,000円でございます。 第4款予備費、第1項予備費で50万円でございます。 次のページをお願いします。 次に、議案第17号平成20年度小浜市介護保険事業特別会計でございます。 第1条の歳入歳出予算でございますが、予算の総額を歳入歳出それぞれ26億8,348万9,000円と定めるものでございます。対前年度1億4,778万5,000円の増ということになっております。 第2条の地方債につきましては、第2表の地方債により設定をさせていただくものでございます。 第3条の歳出予算の流用でございますが、保険給付費の各項に計上された予算額に過不足を生じた場合における款内でのこれらの経費の各項間の流用という形で設定させていただくものでございます。 次のページをお願いします。 まず、歳入でございますが、第1款保険料、第1項介護保険料で4億1,849万7,000円。 第2款サービス収入、第1項介護予防給費等収入で1,327万1,000円。 第3款分担金及び負担金、第1項負担金で1,015万3,000円。 4款使用料及び手数料、第1項手数料で1,000円。 第5款国庫支出金で6億4,354万6,000円で、1項国庫負担金で4億5,100万4,000円、国庫補助金で1億9,254万2,000円。 第6款支払基金交付金、第1項支払基金交付金で7億9,232万7,000円。 第7款県支出金で3億8,040万6,000円、第1項県負担金で3億7,243万2,000円、第2項県補助金で797万4,000円でございます。 第8款財産収入、第1項財産運用収入で9,000円。 第9款繰入金で4億560万3,000円で、一般会計繰入金で3億9,860万3,000円、基金繰入金で700万円でございます。 第10款繰越金、第1項繰越金で1,000円。 第11款諸収入で177万5,000円でございまして、延滞金、加算金および過料で3,000円、雑入で177万2,000円。 第12款市債、第1項市債で1,790万円でございます。この市債につきましては新年度、新たに計上させていただいたものでございます。 次に、24ページでございます。 歳出でございますけれども、第1款総務費で9,733万4,000円、総務管理費で6,082万8,000円でございます。この中には、第4期の介護保険事業計画策定経費を含んでおります。平成21年度から23年度の3年間の策定経費でございます。2項の徴収費で171万8,000円、介護認定審査会費で3,478万8,000円でございます。 第2款の保険給付費でございますが、25億3,363万8,000円で、前年度比1億4,146万8,000円の増ということでございます。第1項の介護サービス等諸費では1億1,999万3,000円の増となっておりまして、22億4,098万3,000円でございます。第2項介護予防サービス等諸費で1億4,320万9,000円、その他諸費で363万6,000円、高額介護サービス等費で3,797万4,000円、特定入所者介護サービス等費で1億783万6,000円でございます。 3款の介護サービス事業費、第1項介護予防支援事業費で1,132万2,000円でございます。 第4款財政安定化基金拠出金、第1項財政安定化基金拠出金で232万9,000円でございます。 5款地域支援事業費で3,540万7,000円でございます。1項介護予防事業費で2,239万4,000円でございます。これにつきましては、対前年度743万1,000円の増ということでございますけれども、老人保健事業に組み込まれておりました介護予防健診が地域支援事業に移行したというふうなことで増額となっております。第2項包括的支援事業・任意事業費で1,301万3,000円でございます。家族介護用品の支給事業、あるいは高齢者に対する配食サービス事業費等を含んでおります。 次に、第6款基金積立金、1項基金積立金で9,000円。 7款予備費、第1項予備費で294万9,000円。 8款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金で50万1,000円でございます。 次に、第2表の地方債についてでございますが、介護保険事業の居宅介護サービス給付費におきまして、1,790万円を限度額として起債を起こすものでございます。借入先は県の財政安定化基金でございます。返済につきましては、平成21年度から23年度までの3年間を予定いたしております。起債の方法、利率、償還の方法につきましては記載のとおりでございますので、省略をさせていただきます。 次に、26ページをお願いします。 議案第18号平成20年度小浜市簡易水道事業特別会計でございます。 歳入歳出予算につきましては、予算の総額を歳入歳出それぞれ1億223万4,000円と定めるものでございます。対前年度430万9,000円の増となっております。 次のページをお願いします。 まず、歳入でございますが、使用料及び手数料で6,305万7,000円で、1項使用料で6,300万1,000円、対前年度13万4,000円の増でございます。第2項手数料で5万6,000円でございます。 第2款財産収入、第1項財産運用収入で3万8,000円。 第3款繰入金で3,510万4,000円で、一般会計繰入金で2,534万1,000円、公債費分ほかでございます。2項基金繰入金で976万3,000円でございます。 4款繰越金、1項繰越金で1,000円。 5款諸収入、第1項雑入で403万4,000円でございまして、水道本管の移設補償費ほかを計上いたしております。 次のページをお願いします。 歳出でございます。第1款簡易水道事業費、第1項簡易水道管理費で5,215万7,000円でございます。市内18施設の維持管理経費、それから平成20年度におきましては高速道路の建設に伴う補償ということで、国富簡易水道の総配水管の移設工事、また、県道改良に伴います田烏簡易水道の総配水管の移設工事費等を計上いたしております。 第2款公債費、第1項公債費で5,007万7,000円でございます。 次のページをお願いします。29ページでございます。 議案第19号平成20年度小浜市下水道事業特別会計でございます。 歳入歳出予算につきましては、予算の総額を歳入歳出それぞれ26億6,179万2,000円と定めるものでございます。対前年度7,347万円の減額となっております。地方債でございますけれども、第2表地方債によってご説明をさせていただきます。 次のページをお願いします。 第1表、歳入歳出予算の歳入でございますが、第1款分担金及び負担金、第1項負担金で1億2,100万円、受益者負担金でございます。 第2款使用料及び手数料3億6,194万8,000円でございます。1項使用料で3億6,184万8,000円で、対前年度2,449万1,000円の増となっております。2項手数料で10万円でございます。 第3款国庫支出金で4億2,232万5,000円でございます。1項国庫補助金で4億2,200万円でございまして、対前年度5,490万円の減ということでございます。汚水管渠の補助率が50%、浄化センター建設分で55%の国庫補助金を見込んでおります。2項委託金で32万5,000円でございます。 第4款県支出金、第1項県補助金で450万円、浄化センターの建設に係る分でございます。 5款繰入金、第1項一般会計繰入金で6億684万2,000円、公債費分等でございます。 第6款繰越金、第1項繰越金で1,000円。 第7款諸収入で5,367万6,000円でございます。1項延滞金、加算金及び過料で1,000円、2項貸付金元金収入で1,767万3,000円、第3項雑入で3,600万2,000円でございます。消費税還付金等を見込んでおります。 第8款市債、第1項市債で、10億9,150万円でございます。 次に、歳出でございますが、第1款下水道事業費で16億2,746万5,000円でございます。1項下水道管理費で2億6,997万4,000円、2項の下水道建設費で13億5,749万1,000円でございます。第4期区域、遠敷・今富地区の面整備を推進するための経費、浄化センター建設費、あるいは公共下水道事業再評価資料作成費を新たに計上いたしております。 第2款公債費、第1項公債費で10億3,432万7,000円でございます。元金で6億500万円、利子で4億2,800万円余りでございます。 次のページをお願いします。 第2表地方債でございますけれども、公共下水道事業管渠整備あるいは浄化センターの建設費におきまして、限度額を10億9,150万円と定めるものでございます。起債の方法、利率、償還の方法につきましては記載のとおりでございますので、省略をさせていただきます。 次に、議案第20号平成20年度小浜市農業集落排水事業特別会計予算でございます。 歳入歳出予算につきましては、予算の総額を歳入歳出それぞれ4億5,316万1,000円と定めるものでございます。対前年度792万6,000円の増ということになっております。 次のページをお願いします。 まず、歳入でございますけれども、1款使用料及び手数料で1億9,928万9,000円、1項使用料で対前年度50万円増の1億9,928万8,000円、手数料で1,000円でございます。 2款財産収入、第1項財産運用収入で20万9,000円。 第3款繰入金で2億4,955万6,000円、一般会計繰入金で2億2,458万8,000円、職員の給与分あるいは公債費分を見込んでおります。基金繰入金で2,496万8,000円でございます。 第4款繰越金、第1項繰越金で1,000円でございます。 第5款諸収入、第1項雑入で410万6,000円でございます。主なものは、原子力の立地給付金、あるいは松永経営体育成基盤整備事業に伴います補償費170万円を見込んでおります。 歳出でございますが、第1款農業集落排水事業費、第1項農業集落排水事業費で1億1,394万9,000円、人件費等、11の施設の維持管理費でございます。 第2款公債費、第1項公債費で3億3,921万2,000円でございます。元金で2億1,700万円余り、利子で1億2,200万円余りでございます。 次に、36ページをお願いします。 議案第21号平成20年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計でございます。 歳入歳出予算につきましては、予算の総額を歳入歳出それぞれ6,123万9,000円と定めるものでございます。対前年度496万4,000円の減となっております。 まず、歳入でございますけれども、1款使用料及び手数料で3,671万7,000円、第1項使用料で3,671万6,000円で、対前年度14万9,000円の減ということでございます。2項の手数料で1,000円でございます。 第2款財産収入、第1項財産運用収入で2万4,000円。 第3款繰入金、第1項一般会計繰入金に2,374万1,000円で、職員給与費分、公債費分でございます。 第4款繰越金、1項繰越金で1,000円でございます。 5款諸収入、第1項雑入で75万6,000円でございまして、原子力立地給付金を見込んでおります。 次に、歳出でございますが、第1款漁業集落環境整備事業費、第1項漁業集落環境整備事業費で3,520万6,000円で、人件費等、8つの施設の維持管理費でございます。 第2款公債費、第1項公債費で2,603万3,000円、元金分で1,886万5,000円、利子で716万8,000円でございます。 次のページをお願いします。39ページでございます。 平成20年度小浜市駐車場事業特別会計でございます。 歳入歳出予算につきましては、予算の総額を歳入歳出それぞれ2,826万円と定めるものでございます。対前年度109万7,000円の減というふうになっております。 次のページをお願いします。 まず、歳入でございますが、第1款使用料及び手数料で2,823万1,000円、1項使用料で2,822万8,000円、対前年度110万1,000円の減でございまして、全体的に減少傾向にあるということで減額で予算を計上いたしております。第2項手数料で3,000円でございます。 第2款財産収入、第1項財産運用収入で4,000円でございまして、平成19年度から基金を設けたということで、今年度から財産運用収入を科目設定いたしております。 第3款繰越金、第1項繰越金で1,000円。 第4款諸収入、第1項雑入で2万4,000円で、原子力立地給付金を見込んでおります。 歳出でございますが、駐車場事業費、第1項駐車場事業費で2,826万円でございます。人件費等、市内7つの施設の維持管理費でございます。 次のページをお願いします。42ページでございます。 議案第23号平成20年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計でございます。 歳入歳出予算につきましては、予算の総額を歳入歳出それぞれ2万8,000円と定めるものでございます。対前年度比5,000円の増ということでございます。 歳入でございますが、第1款財産収入、1項財産運用収入で1万7,000円。 2款繰越金、1項繰越金で1,000円でございます。 3款繰入金、1項基金繰入金で1万円でございます。 次に、歳出でございますけれども、1款総務費、1項財産区管理会費で2万8,000円でございまして、報酬等の運営経費を計上いたしております。 次のページをお願いします。 次に、議案第24号平成20年度小浜市国民宿舎事業会計予算でございます。 第2条の業務の予定量でございますが、普通客室22室、広間4室、年間利用者につきましては、宿泊8,020人、休憩で6,850人、1日平均利用者数は、宿泊で23人、休憩で20人を見込んでおります。 第3条の収益的収入及び支出の収入でございますが、第1款国民宿舎事業収益で1億656万8,000円を予定いたしておりまして、対前年度比で395万9,000円の増でございます。第1項営業収益で1億571万7,000円、第2項営業外収益で85万1,000円でございます。 次のページをお願いします。 次に、支出でございますが、第1款国民宿舎事業費用で1億645万1,000円を計上しております。前年度比393万3,000円の増でございます。第1項営業費用で1億355万1,000円、営業外費用で260万円、予備費で30万円でございます。収支は11万7,000円の黒字を見込んでおります。 第4条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与費の3,624万6,000円と設定させていただくものでございます。 最後になりましたけれども、議案第25号平成20年度小浜市水道事業会計予算でございます。 第2条の業務の予定量でございますが、給水件数で1万450件、年間総給水量で309万5,200立法メートル、1日平均給水量で8,840立法メートル、主要な建設改良事業では、第3期拡張工事、北川区・高塚区配水管布設工事および改良工事、遠敷工区配水管布設がえ工事等でございます。事業費として2億1,171万3,000円を予定いたしております。 第3条の収益的収入および支出の収入の部でございますが、第1款事業収益で4億3,238万8,000円を予定いたしております。第1項営業収益で、4億2,829万9,000円、営業外収益で408万9,000円でございます。 支出の部におきましては、第1款事業費で4億3,047万円を予定いたしております。第1項営業費用で3億3,883万8,000円、営業外費用で9,063万2,000円、予備費で100万円でございます。 収支は191万8,000円の黒字を見込んでおります。 次のページでございますけれども、第4条資本的収入及び支出でございます。 収入の部におきましては、第1款資本的収入で1億7,201万9,000円を予定しております。企業債で5,000万円、対前年度は2,790万円の増でございます。出資金で1,119万3,000円、工事負担金で7,280万円、他会計負担金で501万円、国庫補助金で1,981万円、県補助金で1,320万6,000円でございます。 次に、支出の部でございますが、第1款資本的支出で4億4,776万1,000円を予定しております。対前年度1億2,126万3,000円の増でございます。第1項建設改良費で3億1,207万4,000円、企業債償還金で1億3,568万7,000円でございます。 次に、第5条、債務負担行為の設定でございますけれども、資本的支出、建設改良費の中にございます企業会計システムの賃借料、工事設計積算システムの賃借料、それから平成20年度から策定業務を始めます水道ビジョン策定業務におきまして、平成20年度から平成21年度までの2年間で、限度額を1,897万3,000円と設定させていただくものでございます。 次に、第6条、企業債でございますけれども、第3期拡張事業におきまして、北川・高塚区配水管布設工事でございます。発行限度額を5,000万円と定めるものでございます。起債の方法および利率、償還の方法につきましては記載のとおりでございますので、省略をさせていただきます。 第7条、一時借入金でございますが、その限度額を3,000万円と定めるものでございます。 第8条予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合については、営業費用と営業外費用間とを設定させていただくものでございます。 第9条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費でございますが、職員給与費の4,997万8,000円と設定させていただくものでございます。 第10条、棚卸資産購入限度額につきましては、備品購入でございまして、128万6,000円と定めるものでございます。 以上、予算関係議案の説明とさせていただきます。 よろしくご審議のほどお願いをいたします。 ○議長(富永芳夫君) 総務部長、長谷川君。 ◎総務部長(長谷川文治君) それでは、私の方から議案第26号から議案第50号までを説明いたします。 1ページをお願いいたします。 議案第26号小浜市特別会計条例の一部改正について。小浜市特別会計条例の一部を改正する条例を次のように制定するとしたものでございます。 2ページをお願いいたします。 この理由でございますが、高齢者の医療の確保に関する法律では、後期高齢者医療に係る特別会計を市町村に設けることといたしております。市町村では保険料徴収、被保険者の申請・届け出等の窓口業務が発生をいたします。これらに伴い、特別会計の事務経費や運営主体でございます福井県後期高齢者広域連合への納付金等を計上することといたしており、このようなことから特別会計を設置いたします。 また、事業の目的別に号番の整理をするということでございまして、第1条の第3号で後期高齢者医療という会計を設けております。 附則といたしまして、この条例は平成20年4月1日から施行し、平成20年度の予算から適用するとしたものでございます。 3ページをお願いいたします。 議案第27号小浜市営駐車場設置および管理条例の一部改正について。小浜市営駐車場設置および管理条例の一部を改正する条例を次のように制定するとしたものでございます。 4ページをお願いいたします。 これにつきましては、市営駅前駐車場は、時間制およびパスカード制と月決め制の2つの方式に区分し管理運営をいたしておりますが、チェーンゲートに係る機器の劣化、および利用者の減少が続くために、月決め制を廃止いたしまして時間制およびパスカード制の駐車場に一元化し、管理運営をするというものでございまして、月決め駐車場は現在4カ所ございますが、これで3カ所になるということでございます。別表第2でその項を削っております。 附則といたしまして、この条例については平成20年4月1日から施行をするというものでございます。 5ページをお願いいたします。 続きまして、議案第28号小浜市市税条例の一部改正について。小浜市市税条例の一部を改正する条例を次のように制定する。 6ページをお願いいたします。 この提案の理由でございますが、税納期の平準化を計るために、市県民税、固定資産税、国民健康保険税の3つの税の納期が1月の納期に重なっております。ですので、固定資産税第4期の納期を、現在1月末日でございますが2月の末日に変更するというものでございます。第67条で固定資産税の納期というのがございます。これを「2月1日から同月末日まで」と改めるものでございます。 附則といたしまして、この条例につきましては平成20年4月1日から施行するというものでございます。 7ページをお願いいたします。 議案第29号小浜市都市計画税条例の一部改正について。小浜市都市計画税条例の一部を改正する条例を次のように制定する。 8ページをお願いいたします。 この条例の改正につきましても、固定資産税、都市計画税の第4期の納期を2月に変更するとする条例の改正でございます。第5条に都市計画税の納期というのがございますが、これが「翌年1月1日から同月31日まで」というぐあいになっておりますが、「2月末日まで」に改めるものでございます。 附則といたしまして、この条例につきましては平成20年4月1日から施行するというものでございます。 9ページの方をお願いいたします。 続きまして、議案第30号企業立地の促進等による地域における産業集積の形成および活性化に関する法律に基づく市税条例の特例に関する条例の制定について。企業立地の促進等による地域における産業集積の形成および活性化に関する法律に基づく市税条例の特例に関する条例を次のように制定するとしたものでございます。 10ページの方をお願いいたします。 提案の理由でございますが、通称企業立地促進法というのが平成19年6月11日に施行されまして、同年10月17日に、同法に基づきまして基本計画が国の同意を得たことに伴いまして、小浜市の企業誘致を積極的に推進するために、小浜市市税条例の特例、固定資産税の課税免除に関する条例を制定するものでございます。 第1条では、目的ということで、特定事業に供される対象施設の固定資産税について課税の免除を行うとしたものでございます。 第2条で固定資産税の課税免除というところでございますが、同意日から5年以内ということで、平成24年10月16日までに設置した基本計画の指定集積業種、電子部品関連産業、健康長寿関連産業の事業、いわゆる特定事業の用に供する施設、家屋、構築物およびこれらの敷地であります土地でございますが、の固定資産税につきまして、3年間免除をする規定でございます。第2項ではその施設の要件についての規定をいたしておりまして、取得価格5億円を超える家屋または構築物、およびこれらの敷地であります土地でございます。土地につきましては、基本計画の同意日以後、平成19年10月17日以降でございますが、に取得したものであるとともに、取得日から1年以内に家屋または構築物の建設に着手された土地でございます。 第3条でございますが、中ほどでございます。適用除外ということで、対象施設に含まれない土地である施設の適用の規定というものでございます。 12ページの方をお願いいたします。 附則といたしまして、この条例につきましては公布の日から施行し、平成20年度分の固定資産税から適用するとしたものでございます。 13ページの方をお願いいたします。 議案第31号御食国若狭おばま食文化館の設置および管理に関する条例の一部改正について。御食国若狭おばま食文化館の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例を次のように制定するとしたものでございます。 14ページの方をお願いいたします。 理由でございますが、学校教育法において、盲学校、聾学校、養護学校の3種類の障害種別を超えた特別支援学校に一本化されたことに伴う改正でございます。別表第2なんですが、健康くつろぎ広場の使用料、入浴料の件でここの条項の整備を行っております。 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行をするということでございます。 15ページの方をお願いいたします。 議案第32号小浜市企業振興条例の一部改正について。小浜市企業振興条例の一部を改正する条例を次のように制定する。 16ページの方へお願いいたします。 理由でございますが、総務省におきまして情報通信技術の高度化、経済活動のサービス化の進展等に伴い、産業構造の変化に対応するために、平成19年11月6日に日本標準産業分類を大幅に改正したことに伴います会計条文の改正でございます。 第2条の中で製造業というのが、現行では大分類Fというのでございますが、大分類Eというのになるということでございます。 附則といたしまして、この条例については平成20年4月1日から施行をするとしたものでございます。 17ページの方へお願いいたします。 議案第33号小浜市後期高齢者医療に関する条例の制定について。小浜市後期高齢者医療に関する条例を次のように制定するとしたものでございます。 18ページの方へお願いいたします。 理由でございますが、後期高齢者医療の保険料の徴収および被保険者の申請・届け出等の窓口事務について、高齢者の医療の確保に関する法律およびその施行令、福井県後期高齢者広域連合、後期高齢者医療に関する条例に定めのあるもののほか、市条例で定めるものでございます。 第1条につきましては、小浜市が行う後期高齢者の医療事務ということでございますし、第2条では、市において行う事務ということで、保険料の徴収、あるいは広域連合条例第2条の葬祭費の支給に係る申請書の提出の受け付けなどでございます。第2号から第8号まででございますが、これにつきましては記載のとおりでございます。 保険料を徴収すべき被保険者ということで、第3条で規定をいたしております。市が保険料を徴収すべき被保険者は次に掲げる被保険者とするということで、第1号では、市内に住所を有する被保険者でございます。2号から第4号につきましては記載のとおりでございます。 19ページの方をお願いいたします。 第4条では、普通徴収に係る保険料の納期ということで、第1期から第8期を規定いたしております。第1期につきましては7月の末日でございますし、第8期につきましては翌年の2月末日までというものでございます。 あと、第5条でございますが、保険料の督促手数料、あるいは第6条では延滞金の規定を設けております。 20ページの方をお願いいたします。 附則といたしまして、施行の期日として、第1条、この条例は平成20年4月1日から施行をするということでございますし、以下は記載のとおりでございます。 22ページの方をお願いいたします。 議案第34号小浜市介護保険条例の一部を改正する条例の一部改正について。小浜市介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例を次のように制定する、としたものでございます。 23ページの方をお願いいたします。 提案の理由でございますが、平成18年度、19年度に実施しました税制改正に係ります介護保険料の激変緩和措置につきまして、引き続き平成20年度においても継続して行うことに伴う改正でございますし、平成19年度と同様の緩和措置ということで、平成19年度、20年度は同一ということでご理解をお願いいたしたいと思います。 第4条で、平成20年度における保険料率の特例というものを設けております。平成19年度と同様ということでございますし、24ページの方をお願いいたします。それぞれ金額は記載をされておりますが、この金額については年額の記載でございますし、月額については変わっていないということでございます。 附則として、この条例は平成20年4月1日から施行するというものでございます。 25ページの方をお願いいたします。 続きまして、議案第35条小浜市快適で暮らしやすい環境をつくる条例の制定について。小浜市快適で暮らしやすい環境をつくる条例を次のように制定するとしたものでございます。 26ページの方をお願いいたします。 理由といたしましては、空き缶等のポイ捨て、犬猫の管理、ふんの放置、深夜花火、空き地等の管理等、いろいろと苦情、相談が多数寄せられておりますが、モラルに訴える現在の啓発活動の方策に加えまして、この啓発活動のみでは対応が難しい迷惑行為について規制する条例でございます。 目的といたしましては、この第1条で、小浜市の環境基本理念にのっとり、環境に関する身近な課題について、市、市民等および事業者の役割を明らかにし、それぞれが役割のもとに協働して取り組みを行うことにより、快適で暮らしやすい環境をつくることを目的といたしております。 第2条では定義等を示しておりますし、27ページの方をお願いいたします。 第3条では、市の責務として、市は市民等および事業者が行う良好な環境を確保する活動に対する支援、市民意識の啓発等、環境の保全と創造に関する施策を実施しまして、ならびにこれらに関して生じる問題の解決について必要な措置を講じるよう努めなければならないというものでございます。 第4条については、市民等の責務ということで、市民等は互いに助言をし合いまして、協力をし合いまして自主的な活動により快適で暮らしやすい環境をつくることに努めなければならないとしたものでございます。 第2項については、市民等は次に掲げる事項に努めなければならないということで、第1号では、その周辺環境については良好な環境を確保する活動をするというものでございます。 28ページの方につきましては、空き缶等および吸い殻等の散乱を防止すること、第3号では、猫を飼養するときは原則として屋内で飼養すること。ただし、猫を屋外で行動できるような方法で飼養するときは、猫に排せつのしつけをする等、周辺環境に配慮した適正な飼養を行うというふうなもので、都度具体的に言わせていただきました。4号から5号は記載のとおりということでございます。 3項については、市民等は次に掲げる事項はしてはならないということで、1号、空き地を不良の状態にすることということでございます。あと、ここの第4号で、深夜、午後10時から翌日の午前6時までの間をいいますが、市長が指定した深夜花火禁止区域、現在では塩釜海岸より小浜海浜小公園、小浜ロッジ前等なんですが、において花火をすること、ただし、市長が特に支障がないと認めた場合についてはこの限りでないというものでございます。 事業者の責務といたしましては、第5条で、事業者は事業所およびその周辺において良好な環境を確保する活動に努めなければならないとしたものでございます。2項から4項につきましては記載のとおりでございますし、29ページの方で改善に関する措置として、第6条で規定をいたしております。第7条では命令、第8条では立入調査の規定をいたしておりますし、第10条では、第7条の規定、深夜花火に対するものでございますが、命令に違反した者については5万円以下の罰金に処するというものでございまして、附則といたしまして、この条例は平成20年7月1日から施行するというものでございます。 30ページをお願いいたします。 議案第36号小浜市リサイクルプラザの設置および管理に関する条例の制定について。小浜市リサイクルプラザの設置および管理に関する条例を次のように制定するとしたものでございます。 31ページをお願いいたします。 深谷に建設を進めておりますリサイクルプラザが、平成20年4月1日から供用を開始いたします。地方自治法第244条の2第1項に基づきまして、この条例を制定するものでございます。 第1条から第5条まで、趣旨、設置、組織というようなことで規定をいたしております。 附則といたしまして、この条例は平成20年4月1日から施行するとしたものでございます。 32ページの方をお願いいたします。 議案第37号小浜市廃棄物の処理および清掃に関する条例の一部改正について。小浜市廃棄物の処理および清掃に関する条例の一部を改正する条例を次のように制定するとしたものでございます。 33ページの方をお願いいたします。 理由でございますが、可燃物指定ごみ袋の導入等に伴います条例の一部改正でございます。 第6条の2に可燃物指定ごみ袋ということで、土地または建物の占有者は、可燃物の収集を受けようとするときは規則で定める指定ごみ袋を使用しなければならないというものでございます。 34ページの方をお願いいたします。 附則でございますが、この条例は平成20年4月1日から施行するというものでございますし、可燃物の指定袋の規定につきましては、平成20年7月1日から試行をするというものでございます。 また、34ページは別表第2で一部文言等も修正をいたしておるというものでございます。 35ページをお願いいたします。 議案第38号小浜市立小学校および中学校の設置および管理条例の一部改正について。小浜市立小学校および中学校の設置および管理条例の一部を改正する条例を次のように制定するとしたものでございます。 36ページをお願いいたします。 理由でございますが、小浜市立小浜小学校の移転による位置の変更に伴う改正と、小浜市立下根来小学校の廃止に伴う改正でございます。小浜小学校については、位置は現在小浜市男山5番地でございますが、改正後は、小浜市駅前町13番29号に位置が変更となります。 附則といたしまして、この条例については平成20年4月1日から施行をするとしたものでございます。 37ページをお願いいたします。 議案第39号小浜市立小学校および中学校教育機器、備品等整備基金の設置および管理に関する条例の一部改正について。小浜市立小学校および中学校教育機器、備品等整備基金の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例を次のように制定をするとしたものでございます。 38ページをお願いいたします。 理由でございますが、果実運用型から取り崩し型へ転換し、財源として活用をするというものでございます。この基金については昭和62年に設置をいたしております。処分、第5条で文言を追加をいたしております。 附則として、この条例は平成20年4月1日から施行をいたします。 39ページをお願いいたします。 議案第40号小浜市公民館設置条例の一部改正について。小浜市公民館設置条例の一部を改正する条例を次のように制定するとしたものでございます。 40ページをお願いいたします。 理由でございますが、小浜市立下根来小学校の廃止に伴いまして、小浜市立下根来小学校内に設置をいたしております小浜市下根来公民館を廃止するための条例の一部改正でございます。第2表を削っております。 附則といたしまして、この条例については平成20年4月1日から施行でございます。 41ページをお願いいたします。 議案第41号福井県自治会館組合規約の変更について。地方自治法の規定により、福井県自治会館組合規約を別紙のとおり変更することにつきまして、地方自治法の第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 42ページの方をお願いいたします。 このことにつきましては、地方自治法の一部を改正する法律に基づきまして、会計管理者を置くとすること、また、および吏員制度を廃止するということに対します規約を変更するということでございます。第10条で、現行は「吏員その他の職員」でございますが、「職員」ということになりますし、第10条の2では、会計管理者の規定を設けております。 附則といたしまして、この規約は福井県知事の許可のあった日から施行をするとしたものでございます。 43ページをお願いいたします。 議案第42号福井県後期高齢者医療広域連合規約の変更について。地方自治法第291条の3第1項の規定により、平成20年4月1日から、福井県後期高齢者医療広域連合規約を次のとおり変更するとしたものでございます。 44ページをお願いいたします。 この理由でございますが、後期高齢者の医療の確保に関する法律施行令の全部改正に伴いまして、平成20年4月から福井県後期高齢者広域連合規約の一部を変更する必要があるためでございます。第4条で、広域連合の処理する事務ということで条項整備を行っております。 附則として、平成20年4月1日から施行をいたします。 45ページの方をお願いいたします。 議案第43号小浜市とおおい町との廃棄物(し尿)の処理に関する事務の事務委託に関する規約の変更について。小浜市とおおい町との廃棄物(し尿)の処理に関する事務の事務委託に関する規約を変更することについて、地方自治法第252条の14第3項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 46ページをお願いいたします。 おおい町と締結をいたしております事務の事務委託に関する規約の期限ですが、「平成20年3月31日」までとなっておりますが、3年間の延長により、「平成23年3月31日」までになるというものでございます。 附則といたしまして、この規約は平成20年4月1日から施行をするというものでございます。 47ページをお願いいたします。 議案第44号小浜市と若狭町との廃棄物(し尿)の処理に関する事務の事務委託に関する規約の変更について。小浜市と若狭町との廃棄物(し尿)の処理に関する事務の事務委託に関する規約を変更することについて、地方自治法第252条の14第3項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 48ページをお願いいたします。 この変更につきましても、先ほどの条例と同じく、若狭町との間で締結をいたしておりますこの事務委託の期間でございますが、3年間延長をするというもので、「20年3月31日」から「平成23年3月31日」にするというものでございます。 この規約につきましては、平成20年4月1日から施行をいたします。 49ページをお願いいたします。 議案第45号小浜市とおおい町との廃棄物(不燃物)の処理に関する事務の事務委託について。地方自治法第252条の14第1項の規定により、小浜市とおおい町との廃棄物(不燃物)の処理に関する事務の事務委託に関する規約を定めることにつきまして、同法の規定により議会の議決を求めるものでございます。 50ページをお願いいたします。 この改正の理由でございますが、17年5月1日から平成20年3月31日までの間、小浜市クリーンセンターから排出されました焼却灰をおおい町名田庄環境クリーンセンターにおいて埋立処分をしたことに対応し、おおい町名田庄地域から排出される不燃物を小浜市リサイクルプラザで処分するためでございます。 第2条では事務委託の範囲というものを設けておりますし、第4条では経費の負担および予算の執行ということで、委託事務の管理および執行に要する経費は小浜市が負担するものとするということでございます。 委託期間については、第6条で、委託事務の期限は、おおい町名田庄環境クリーンセンターで受け入れし埋立処分した小浜市の焼却灰の重量に達するときまでとするというのを規定をいたしております。 51ページをお願いいたします。 附則といたしまして、この規約については平成20年4月1日から施行をいたします。 52ページをお願いいたします。 議案第46号おおい町と小浜市との廃棄物(不燃物)の処理に関する事務の事務委託の廃止について。地方自治法の規定により、平成20年3月31日をもって小浜市の廃棄物(不燃物)の処理に関する事務の事務委託を廃止することについて、同法の規定により議会の議決を求めるものでございます。これにつきましては、小浜市リサイクルプラザが平成20年4月1日から供用開始になることから、委託する必要がなくなったために事務の委託を廃止するというものでございます。 53ページをお願いいたします。 議案第47号若狭町と小浜市との廃棄物(不燃物)の処理に関する事務の事務委託の廃止について。地方自治法の規定により、平成20年3月31日をもって小浜市との廃棄物(不燃物)の処理に関する事務の事務委託を廃止することについて、同条第3項の規定により議会の議決を求めるものでございます。このことにつきましても、同じく小浜市リサイクルプラザが20年4月1日から供用開始になりますことから、委託する必要がなくなったために事務の委託を廃止するというものでございます。 54ページをお願いいたします。 議案第48号新たに生じた土地の確認について。地方自治法第9条の5第1項の規定により、本市の区域内に新たに生じた次の土地を確認するとしたものでございます。 55ページをお願いいたします。 この提案の理由でございますが、小浜漁港区域内仏谷地先において、漁具保管修理施設用地を確保するため、公有水面埋め立てにより新たに生じた土地の確認のためのものでございます。 55ページ、新たに生じた土地および面積ということで、公有水面埋立地、面積2494.48平方メートル、字仏谷4号田尻1-1、3-1、37-3というものでございます。 56ページをお願いいたします。 議案第49号字の区域の変更について。地方自治法第260条第1項の規定により、本市の区域内の字の区域を次のとおり変更するとしたものでございます。 57ページをお願いいたします。 この変更につきましても、先ほどの改正でございます仏谷地先におきましての新たに生じた土地を地先に編入し、字の区域を変更するための議会の議決を求めるものでございます。字の区域の変更調書ということで、次の区域の地先の公有水面埋立地、面積は2494.48平方メートル、仏谷4号田尻1-1、3-1、37-3でございますが、に編入をするとしたものでございます。 58ページをお願いいたします。 議案第50号小浜市道路線の認定および変更についてということで、道路法第8条および第10条の規定により、小浜市道路線を次のとおり認定および変更するものとするとしたものでございます。 59ページをお願いいたします。 認定する路線でございますが、神宮寺忠野線、起点、神宮寺31号20番地3でございます。終点、忠野第9号14番地3。もう一つ、大興寺国分線、太興寺第10号17番4、終点、国分第29号10番1。変更する路線、1路線でございます。飯盛線、起点、飯盛第64号47番2、終点、飯盛第107号59番地でございます。 以上で条例等の説明にかえさせていただきます。 △閉議・延会 ○議長(富永芳夫君) お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。          (異議なし) ○議長(富永芳夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本日はこれにて延会することに決しました。 明4日は定刻本会議を開きます。 本日はこれにて延会いたします。                              午後3時5分延会 上会議の次第を記し相違ないことを証明するために署名する。           平成  年  月  日           小浜市議会議長           署名議員   7番           署名議員   11番 上会議録は地方自治法第123条の規定により調製したものである。        小浜市議会事務局長  服部由幸...